2025年02月17日

映画『彼女はパートタイムトラベラー』

 映画『彼女はパートタイムトラベラー』(2012年)を観ました。
>世界各国の映画祭で大絶賛!!米国雑誌「Backwoods Home Magazine」に掲載されたウソのようなホントの募集広告を基に奇跡の映画化。
 へえ、面白そうと思って観始めたのですが……。
 メリハリがなく、だらだらとしたストーリー展開。最後の5分で少し盛り上がりを見せますが、時すでに遅し。
 正直なところ、期待外れでした。――思ってたんと、ぜんぜん違う~。
彼女はパートタイムトラベラー.jpg 彼女はパートタイムトラベラー(新聞広告).jpg
彼女はパートタイムトラベラー(あらすじ).jpg
posted by 高井 信 at 21:27| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『うそつき王国とジェルソミーノ』ほか

◎ジャンニ・ロダーリ『うそつき王国とジェルソミーノ』講談社文庫(22)
 講談社文庫のロダーリは、童話集は発売即購入していましたが、本書は長編なので買いませんでした。童話集3冊の書影も並べておきます。
うそつき王国とジェルソミーノ.jpg パパの電話を待ちながら.jpg 緑の髪のパオリーノ.jpg クジオのさかな会計士.jpg
◎原田久仁信『劇画 プロレス地獄変』宝島SUGOI文庫(21)
 帯の「アンドレvs.ハンセン」に惹かれて購入。いやあ、あの田園コロシアムでの闘い(いわゆる田コロ決戦)はすさまじかった! あの一戦を観て、私はプロレスにのめりこんだのでした(→この記事参照)。
◎朝日新聞校閲センター『いつも日本語で悩んでいます 日常語・新語・難語・使い方』さくら舎(18)
 帯の“「やばい」でどこまで通じるか”“「○○すぎる」は新しいほめ言葉?”“「違くて」はどこで生まれた?”など、興味津々です。
「やばい」はやばいでしょ、としか言いようがないのですが、違うんですよね。
「○○すぎる」は本来、よろしくないことなのに、いつの間に褒め言葉として使うようになったのでしょう。たとえば、「すごく可愛い」と「可愛すぎる」は全く別のもの。「すごく可愛すぎる」? わけがわかりません。
「違くて」だけではなく「違うくて」なんて言う人も多いです。この派生と言えばいいのか、「違うくない?(違うんじゃない?)」「あるくない?(あるんじゃない?)」「やったくない?(やったんじゃない?)」など、首を傾げるばかりです。
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いつも日本語で悩んでいます(帯).jpg
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2025年02月16日

『黒いエプロン』

◎野口あや子『故 古田一晴を偲ぶ 黒いエプロン』私家版(25)
 昨年亡くなった古田一晴さん(→この記事参照)の追悼本です。著者による追悼短歌とエッセイ2編が収録されています。短歌のことはよくわかりませんが、エッセイは、じんと胸に響きます。私の知らない古田さんの姿を垣間見ることができました。
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posted by 高井 信 at 17:35| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『懐かしい家』ほか

◎小池真理子『懐かしい家 小池真理子怪奇幻想傑作選1』角川ホラー文庫(11)
 全8編収録。『青い夜の底 小池真理子怪奇幻想傑作選2』は所有(→この記事)。
懐かしい家.jpg 青い夜の底.jpg
◎原作:芥川龍之介/まんが:まこと、みくげ光星『マンガでBUNGAKU 地獄変・羅生門・藪の中』三栄書房(18)
◎竹崎真実『七魂岬』ぶんか社・ホラーMコミック文庫(12)
◎金田一秀穂『日本語のへそ ムダなようで、でも大事なもの』青春新書(17)
地獄変・羅生門・藪の中.jpg 七魂岬.jpg 日本語のへそ.jpg
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2025年02月15日

映画『リビングデッド ザ・ビギニング』

 最近、『ゾンビ・ブライド』『感染家族』『ディケイ・オブ・ザ・パーソン 朽ちてく世界の果てでと、いっぷう変わったゾンビ映画を続けざまに観ました。どれも楽しかったです。
 今夜は――
>自分が生きるために人間を殺してその生肉を喰べるか―。
>もしくは、人間の生肉を喰わずに死に向かって時を過ごすか―。
>ゾンビと化した二人が究極の選択を迫られる新感覚ホラー!!
 こんなコピーに惹かれて、映画『リビングデッド ザ・ビギニング』(2003年)を観ました。
 う~~ん。ふたりともゾンビに襲われてゾンビ化すると思っていましたが、ゾンビに噛まれたのは男だけ。女はゾンビと化した(しかし意識はしっかりしている)男に噛まれてゾンビ化するという、胸くその悪くなる展開。最初は怒った女ですが、すぐに男を許し、それを受け入れてしまうという、これまた唾棄したくなるような展開。
 ゾンビ化するのは肉体だけで、心は人間だったときのままです。男は女を噛んだことを後悔していますが、何をいまさら、って感じですね。ゾンビと化したふたりは恋人同士らしい生活を始めるものの、それは長くは続かず、絶望に苛まれるようになります。
 そして。
 コピーにある「究極の選択」を迫られるのは開始60分近くです(83分という短い尺なのに!)。
 ふたりの選択は、これまでの行動から推測できる通りでした。男は自分の選択を実行に移し、それに気づいた女は……。
 期待から大きく外れた映画でした。残念。
リビングデッド ザビギニング.jpg リビングデッド ザビギニング(あらすじ).jpg
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『意味がわかると怖い4コマ』

◎湖西晶『意味がわかると怖い4コマ』双葉社(20)
 この手の本はどう扱うべきか、悩んでいます。見かけたら買ってしまうことが多いのですが……。
意味がわかると怖い4コマ.jpg
posted by 高井 信 at 16:25| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブログの転送

 今月6日、SSブログが3月31日で終了すると知り、拙ブログ「ショートショートの…」をSeesaaブログ(ここです)に移転しました。当初、画像の移行が不十分ではないかと危惧しましたが、ただの遅延だったようです。(→この記事参照)
 ということで先ほど、SSブログにアクセスした場合にSeesaaブログに転送される設定を行ないました。設定が反映されるまで1時間程度かかるかもしれないとのこと。いまのところ、まだ転送は行なわれていません。SSブログ「ショートショートの…」の最後の姿をご覧になりたい方はお急ぎください。こちらです。
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映画『エイリアン・アサシン』


 映画『エイリアン・アサシン』(2019年)を観ました。
 いろいろあって、少年少女4人が未知の惑星に不時着。
>未知の惑星には寄生エイリアンなど謎の生物が生息し彼らを待ち受けていた!
 おおっ。寄生エイリアン! 大好き! ――と観ることにしたのですが、う~~む……。
 いやまあ、82分ですから、最後まで観ましたけどね。以上です。
posted by 高井 信 at 07:32| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『モンスター・ハンターズ 呪いの魔剣vs空飛ぶ妖蟲』


 映画『モンスター・ハンターズ 呪いの魔剣vs空飛ぶ妖蟲』(2020年)を観ました。宝探しアドベンチャー映画です。
 人面毒グモに噛まれた仲間を救うためには、巨大ムカデから取れる万病を治すという秘薬を手に入れなければならない。
 おお、面白そう。――期待して観始めたのですが、あれ? それほどでもないぞ。つまらないことはなくて、楽しく観られたのですけれど、期待がちょっと大きすぎたようです。
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2025年02月14日

訃報:和田登さん

 和田登さんの訃報に接しました。享年89。
『人間になりたかった猫』総和社(06)、『猫のラーメン屋』総和社(07)はどちらも楽しいメルヘン集です。ほのぼのとした時間をありがとうございました。
 ご冥福をお祈り申し上げます。
人間になりたかった猫.jpg 猫のラーメン屋.jpg
posted by 高井 信 at 13:57| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『スリーピングタイト 白肌の美女の異常な夜』


 映画『スリーピングタイト 白肌の美女の異常な夜』(2011年)を観ました。ストーカーものです。『ドアロック』が面白かったので、ストーカーものをもう1本、と思ったのですが、これは……。観ている間、ずっと不快。結末は――こんな結末だったら嫌だなあと思いながら観ていたら、その通りの結末になっていて、あと味最悪。こういうの苦手ですねえ。途中で観るのをやめればよかった、と後悔しています。いやもちろん、私の個人的な感性です。
posted by 高井 信 at 12:24| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『ドアロック』


 映画『ドアロック』(2019年)を観ました。
 猟奇なストーカーに目をつけられた女性を襲う恐怖。もう、そこらじゅう怪しいやつだらけ。ストーカーの正体は? そして結末は?
 かなり面白かったです。
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2025年02月13日

映画『FALL /フォール』


 映画『FALL /フォール』(2022年)を観ました。
 高さ600メートル超の鉄塔の上に登ったはいいけれど、梯子が壊れ、下りられなくなってしまった2人の女性。鉄塔は立入禁止区域にあり、誰かが気づいてくれる可能性は極めて低い。まさに絶体絶命。
 映像も含め、目眩がしそうな展開が続き、終盤にはホラー映画を思い起こさせるようなシーンもあります。そして最終的に彼女がとった手段は……。
 鉄塔に登り始めてからは画面に釘付けでした。面白かった~。
posted by 高井 信 at 08:44| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『ディケイ・オブ・ザ・パーソン 朽ちてく世界の果てで』

 
 映画『ディケイ・オブ・ザ・パーソン 朽ちてく世界の果てで』(2022年)を観ました。久しぶりの邦画です。
>空から降ってきた液体。それを浴びてゾンビ化する人々、街にあふれる死者たち。
『バタリアン』のエンディングを思い出しますけれど、もちろん関係ありません。
 ゾンビわらわらから、一気に15年後。ゾンビから山に逃げ、ひとり暮らしをしている女性(25歳くらい)のシーンへと話は飛びます。そこに中年男性が現れ、共同生活が始まり……。
 驚いたのは、女性はたまに迷い込んでくるゾンビを射止め、その肉を食べていたこと。ゾンビ肉を食べると免疫ができ、多少噛まれたくらいではゾンビになることはないと。これは斬新な設定ですね。
 しばらくの間、男と平穏な生活が続きます。最初こそ自分を抑えていた男ですが、やがて本性を剥き出しにして……。その後は、え? という展開になります。
 いっぷう変わったゾンビ映画。面白かったです。
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2025年02月12日

映画『ボーダーランズ』


 映画『ボーダーランズ』(2024年)を観ました。監督はイーライ・ロス! 『キャビン・フィーバー』、面白かったですねえ。
 女賞金稼ぎが半端者たちとともに少女救出ミッションに挑む! よくある、しかし私好みの設定。コメディタッチのSFアドベンチャー映画で、これまた私好み。そして終盤、どんでん返しからのクライマックス。すーっきりするエンディング。面白かったです。
posted by 高井 信 at 07:31| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月11日

映画『ベニー・ラブズ・ユー』


 映画『ベニー・ラブズ・ユー』(2019年)を観ました。
 主人公が幼いころから可愛がっていたぬいぐるみが無邪気な殺人鬼と化し、主人公に近づく者すべてを惨殺する! 最後には仲間を引き連れ……。
 B級ホラーではありますが、適度なグロさ、適度な血しぶき、適度なユルさと、バランスが非常にいいです。人形ホラーの佳品と言っていいのではないでしょうか。
 お気に入りの1作となりました。
posted by 高井 信 at 17:59| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『ジャスティス・リーグ』


 映画『ジャスティス・リーグ』(2017年)を観ました。昨日の『ブラックアダム』に続き、DCコミックスを原作とする映画です。
 巨大な敵に対抗するため、各地で活躍するヒーローたちが集結する。――使い古された設定ですが、魅力的です。仲間が集まっていく過程も含めて。
『ブラックアダム』の記事に――
>アメコミを原作とする映画は、とにかく映像を観ているだけで楽しい。
 と書きました。この映画も同様。ど迫力の映像を楽しませてもらいました。
posted by 高井 信 at 07:19| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月10日

映画『ブラックアダム』


 映画『ブラックアダム』(2022年)を観ました。DCコミックス発のヒーロー映画。ブラックアダムというのはDCコミックスのヴィラン(悪役)だそうです。
>5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム(ドウェイン・ジョンソン)。彼の絶大なるパワーは、かつて息子の命と引き換えに授かった“呪われた力”だった。
 魅力的な設定ですね。悪玉として登場し、善玉に目覚めていく……。
 アメコミを原作とする映画は、とにかく映像を観ているだけで楽しい。この映画も、ことにクライマックス(最後の30分くらい)は圧巻。楽しさの塊でした。
posted by 高井 信 at 20:38| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月09日

『江戸川乱歩の迷宮世界』

◎『生誕120周年 江戸川乱歩の迷宮世界』洋泉社MOOK(14)
 乱歩作品のガイドブックです。巻頭にはカラーで乱歩所蔵の稀覯本が!
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posted by 高井 信 at 17:21| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『シー・フィーバー 深海の怪物』


 映画『シー・フィーバー 深海の怪物』(2020年)を観ました。
 パラサイトでパンデミックで……と、私の大好き2つが融合した映画です。寄生虫の描かれ方は映画『パラサイト』と似ているような気がして、嬉しい。『パラサイト』は殿堂入りするくらい好きな映画なんですよね。まあ、『パラサイト』とは比ぶべくもありませんが、充分に面白かったです。
posted by 高井 信 at 07:49| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする