映画『ゾンビ・ブライド』(2013年)を観ました。私としては珍しく、邦画です。
>不倫相手に殺害されたOLの嶋沢愛里(29)は朝目を覚ますとゾンビになっていた。ゾンビと言っても意識はあり、言葉も喋れる。しかしその顔をはどう見ても生きている人間の顔ではなかった。
なんじゃそりゃ。わはは。どうせ出落ち作品だろうと思って観始めたのですが、そうではありませんでした。あちこちで、死んだ人間がゾンビ化する現象が起こっており、主人公のゾンビ化はその一例に過ぎなかったのです。放っておくと、ゾンビ化(腐敗化)が進みます。ゾンビ化を遅らせるためにはアンチエイジングとして人肉を喰らう必要あり。ゾンビとしての生き方を導いてくれる先輩ゾンビや、ゾンビに好意的な人間との交流もあります。なんとものどかなゾンビ映画。ホラーというより人情喜劇ですね。あまり期待せずに観始めたのですが、いいほうに裏切られました。ほのぼのと、楽しかったです。
※
人間の意識を保ったままゾンビ化していく映画というと、『スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間』や『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界』を思い出しますが、もちろん『ゾンビ・ブライド』は全然違います。
2025年01月26日
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