なんとなく気になって手に取り、中身を確認しますと――
140ページほどに18編収録。これ、連作ショートショート集では?
もちろん買います。
◎三田ゆい子/原作:エクトル・マロ『ペリーヌ物語』竹書房・世界名作劇場 ジュニア・ノベルシリーズ(12)
今朝観始めたTVアニメ『ペリーヌ物語』は、続きを観ようか迷っています。そんな折、目に飛びこんできたのが、この本です。
なんとなく手に取ってみますと――
あれ? これ、翻訳じゃなくて、TVアニメのノベライズでは?
確かではありませんが、たぶん間違いないと思います。なんというタイミングなのでしょう。
これを読んで、アニメを観るか決めよう。小説が面白かったら、途中でやめてアニメを観てもいいし、最後まで読んでからアニメでもいい。小説だけで満足したら、それでもいい。
小説がつまらなかったら……考えるまでもありません。
◎『まんが グリム童話 淫楽の宴編』ぶんか社(07)
これまたなんとなく手に取ってみますと――
わ。「猿の手」のコミカライズも収録されてる!
買います。



W・W・ジェイコブズ作とクレジットされています。で、猿の手の話なのですが、ストーリーはオリジナルとは全く違うものになっています。こういう場合、註が必要だよなあと思いながら、本をぺらぺらとめくっていたら、巻末に「原典のあらすじ」がありました。
あ、なるほど。オリジナルとは違う作品であることは、このシリーズの読者には暗黙の了解なのですね、きっと。
旅の途中で父親が死ぬところから物語は始まります。母と子(ペリーヌ)で旅を続けますが、その途中で母親も死に、ペリーヌはひとりぽっちになってしまいます。
と、読み終わったのはここまで。全体の3分の1くらいです。アニメでは第21話までかな。(ウィキペディアによりますと、第16話まではアニメ・オリジナルとのことです)
もう少し読んで、アニメを観るか決めます。
どっぷりというほどではないけれど、徐々にハマりつつあります。アニメを観ること決定です。
ここで問題は、どこまで読むか、です。最後まで読んでしまうとアニメを観る楽しみが激減してしまいますから。
ともあれ、明日から朝アニメは『ペリーヌ物語』です。