2021年03月20日

『最後は会ってさよならをしよう』ほか

◎神田澪『最後は会ってさよならをしよう』KADOKAWA(21)
 ツイッター小説集。話題になっていると聞いて、書店に取り寄せを依頼してありました。初版発行は1月21日で、私が買ったのは3版(2月20日発行)です。売れていますねえ。この記事にも書きましたように、新刊はできれば初版を買いたいですけれど、こういう本は仕方がありません。
最後は会ってさよならをしよう.jpg
 古本も買いました。
◎戸渡阿見『おじいさんと熊』たちばな出版(17)
 戸渡阿見、3冊目の作品集とのこと。この本の存在は知りませんでした。
(長さからして)前の2冊はショートショートを多く含む短編集でしたが、今回はショートショート集と言ってもよさそうです。
 1冊目の『蜥蜴』たちばな出版(07)、2冊目の『バッタに抱かれて』たちばな出版(08)の書影も掲載しておきます。
おじいさんと熊.jpg 蜥蜴.jpg バッタに抱かされて.jpg
posted by 高井 信 at 19:06| Comment(7) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たちばな出版は宗教団体コスモメイトの出版社ですね。戸渡阿見も教祖の深見東州の別名儀かと。
Posted by 北原尚彦 at 2021年03月22日 23:23
ありがとうございます。
 ええ。そのようですね。
 3冊とも、つまみ読みしかしていないのですが、著者がものすごく楽しんで書いている様子が伝わってきて、こういう作風は嫌いじゃありません。
Posted by 高井 信 at 2021年03月23日 06:05
『蜥蜴』ってわたしも持ってたような……と思って検索したら、わたしが持ってたのは『大蜥蜴』でした!
Posted by 北原尚彦 at 2021年03月23日 23:04
『大蜥蜴』? 知らないなあ。――と検索してみました。
 立花種久『大蜥蜴』パロル舎/2001年2月1日
 これでしょうか。
>常にひっそりしているこの家で大蜥蜴を見た後から、ぼくの体はひだるく、肌の表面に粟粒でも出てきそうな違和感が生まれ…。現実から虚構へ。異貌の夜へと誘う幻想短編集。
 面白そうですねえ。見かけたら買いそうな……。
 立花種久が気になり、調べてみたら、『不明の時間』パロル舎(2002年)を持っていました。27編収録。ショートショート集です。
Posted by 高井 信 at 2021年03月24日 05:14
立花種久をもう少し調査。
 収録作品数的には、
『電気女』パロル舎/2005.10/24編収録/599ページ
『眠る半島』れんが書房新社/2013.12/27編収録/419ページ
『妖星を見た日』れんが書房新社/2014.12/18編収録/393ページ
 このあたりが気になりますが、ページ数を見ると、短編集っぽいです。
 ちなみに、『不明の時間』は243ページに27編収録です。
Posted by 高井 信 at 2021年03月24日 07:57
それですそれです>『大蜥蜴』。
『SF奇書天外』のために、怪しい本は片っ端から買ってた頃ですね。
Posted by 北原尚彦 at 2021年03月24日 19:56
怪しいって(笑)。
 この作者、ほとんどノーチェックだったのですが、幻想短編集を何冊も出しているのですね。今後、要チェックです。
 情報提供に感謝。
Posted by 高井 信 at 2021年03月25日 05:47
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