

「クウネル」連載をまとめた作品集は(私の把握している限り)全部で4冊あり、『猫を拾いに』は3冊目です。まとめてリストを挙げておきますと――
『ざらざら』マガジンハウス(06)/新潮文庫(11)※23編。
『パスタマシーンの幽霊』マガジンハウス(10)/新潮文庫(13)※22編。
『猫を拾いに』マガジンハウス(13)/新潮文庫(18)※21編。
『ぼくの死体をよろしくたのむ』小学館(17)※18編。うち3編は「クウネル」掲載ではありません。



川上弘美の短い作品集は気がつくとリストアップしています。上の4冊以外では――
『ハヅキさんのこと』講談社(06)/講談社文庫(09)※25編。
『このあたりの人たち』スイッチパブリッシング(16)/文春文庫(19)※26編。


今回の『猫を拾いに』で、リストアップしてある本すべて(文庫も含めて)を入手したことになりますが、全著作をチェックしているわけではなく、ほかにも短い作品集があるかも。
『溺レる』文藝春秋(99)/文春文庫(02)は帯に「掌篇小説集」とありますが、全8編収録。この作品数からわかりますように、さほど短くはありません。

【補遺】
忘れていました。作品「集」と言うには……ですが、『神様2011』講談社(11)も要チェックです。「神様」「神様2011」を収録。

そしてどうもご無沙汰しておりました。
昨年は身辺誠に多忙でこちらにお邪魔する機会も
ありませんでしたが、今年はお邪魔させて
いただきたいと思っております。
記事の内容に全く関係なくて失礼いたしました。
草々
今年はいい年になるといいですね。
よろしくお願いいたします。