2020年03月25日
中国TVドラマ『連城訣』
ウィルス・パニック映画鑑賞会はひとまず終了。いやあ、よく観ましたねえ。あと数本、観ようかと思ってダンボールから取り出してきたソフトがあるのですが、これらはまたいずれ。
ということで、人形劇『三国志』を再開……ではなくて、中国のTVドラマ『連城訣』を観ることにしました。原作は金庸の武俠小説『連城訣』。――中国版『モンテ・クリスト伯』と言われていると知り、観たい! 観たいぞ! と。なんといっても『モンテ・クリスト伯』(正確には黒岩涙香『巌窟王』ですが)は私のオールタイム・ベストですからね。
本日、あれこれ片づけてからスタートする予定です。
うー。わくわくする!
成長していくのか。あるいは、このままなのか……。
まあ、続きを楽しみにします。
エドモン・ダンテスはフェルナンの罠にかかり、ディフの牢獄へ。メルセデスはフェルナンと結婚。ダンテスは牢獄でファリア神父と会い、信頼を得る。
5分の2が終わって、まだ、こんなところです。
『モンテ・クリスト伯』でしたら、このあと脱獄し、爽快な復讐劇が始まるのですが、さて、『連城訣』は?
だんだん面白くなってきましたぞ。
『モンテ・クリスト伯』では、正体を隠して仇に近づき、復讐を遂げる瞬間に正体を明かす。それが痛快なんですが、『連城訣』では最初から開けっぴろげ。というか、いつの間にか復讐劇は放ったらかし。相変わらず主人公は愚かだし(笑)。
まあ、『モンテ・クリスト伯』と別物と思えば、楽しく観られます。
今夜のお楽しみです。
5枚目は長く、まだ2時間超あります。これだけあれば、なんとか復讐を完遂できるかな。
中盤がなければかなり『モンテ・クリスト伯』ですが、このドラマの見せ場は中盤であるような気もして、そう考えると複雑な思いです。まあ、楽しく観られましたから、これでいいのかな。