やはり、まずは気になる〈ネオ・ヌル〉近辺の話。私の名前も日下三蔵さんが出してくれ、嬉しい! なのですが、日下さん――
>かんべさんは「決戦・日本シリーズ」でデビューされた後に入会されています。
とも発言していて、はてな?
先日、小浜徹也さんも同じようなことを言ってたなあ。私の記憶と食い違うので、即座に否定したけど、日下さんまでがそんなことを言ってるんなら、私の記憶が間違っているのかなあ。そんなはずはないんだけどなあ。
不安になってきて、現物チェックをしました。
かんべさんの「NULL」初登場は2号(1974年5月31日発行)掲載の「絞首刑」で、商業誌デビュー作の「決戦・日本シリーズ」が掲載されているのは「SFマガジン」1975年1月号(194号)でした。
記憶、確かだった。ほっ。



このあたり、私は完全にリアルタイムで体験している(しかも「NULL」2号には拙作も掲載されている)のですが、日下さんも小浜さんも若いので、のちに知ったのでしょう。リアルタイムで体験していたら、この前後関係は間違えようがありません。それくらい、かんべさんの登場は衝撃的でした。
日下さんのミクシィ日記、拝見しました。お手数かけてしまい、申しわけありません。
あのころの詳細については、かんべさんが『ネオ・ヌルの時代 PART1』の解説に書いています。当該ページをスキャンしてお送りしますので、ご確認ください。
それはともかく、『筒井康隆、自作を語る』、めちゃ面白いです。素晴らしい本をありがとうございます。