いきなり出てくるのがアルベール(11歳)、エドモン(9歳)、ユージニイ(7歳)の3兄妹。エドモンとユージニイは血のつながった兄妹ですが、アルベールは継母の連れ子です。3兄妹の祖父はノワルテイエ。彼はからだが不自由で、まばたきでしか意志を伝えられません。その忠実な家令がフェルナン。いや、その振りをしているだけではなくて、本当に忠実です。3兄妹の母(ラモール伯爵の後妻)の兄はダングラン伯爵。うわあ、混乱する~(笑)。
ラモール伯爵が殺され、しばらくしてエドモンが失踪。9年後、ダンテイ子爵なる謎の若者が登場し、復讐劇が始まります。そのストーリーには『モンテ・クリスト伯』の有名なエピソードがちりばめられておりまして、たとえば「アルベールがダンテイ子爵に決闘を申し込むが、ノワルテイエにダンテイ子爵の正体を聞かされ、自分の過ちを悟る」とか――うわあ、混乱する~~(笑)。
言うまでもありませんが、幼いころに失踪したエドモンが、のちのダンテイ子爵です。エドモン・ダンテイ(笑)。
いやいや、すっげーもん読んでしまった(笑)。

【追記】
『モンテ・クリスト伯』を読んだことのない方には支離滅裂な記事としか読めないですね。すみません。気になる方は『モンテ・クリスト伯』を読んでくださいませ。