2017年07月29日

『一行怪談』

 先日――今月26日の記事に、以下のように書きました。

◎吉田悠軌『一行怪談』PHP文芸文庫(17)
 これは買っちゃいますね。平山夢明監修『瞬殺怪談』竹書房文庫(15)よりも短い。
>この本は、とうもろこしの会より刊行された『一行怪談』『一行怪談(二)』を一冊にまとめ、再編集したものです。
 なんて書いてある。ネット検索したら――あ、通販で売ってる。
 もちろん注文しました(笑)。

 早くも到着。
◎吉田悠軌『一行怪談』とうもろこしの会
◎吉田悠軌『一行怪談(二)』とうもろこしの会
 あ、文庫サイズでしたか。いい感じですね。ただ奥付がなく、発行日不明なのが残念。
 以下、PHP文芸文庫の書影も並べます。
一行怪談(とうもろこしの会).jpg 一行怪談(二)(トウモロコシの会).jpg 一行怪談(PHP文芸文庫).jpg
 ご希望の方はこちらから注文できます。
posted by 高井 信 at 11:39| Comment(5) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『一行怪談』は創作怪談みたいですね。 平山夢明監修『瞬殺怪談』(こちらは私も持っています)は実話怪談がベースだと思うのですが。
 私は実話怪談のほうが好きなのですが、面白そうなので 『一行怪談』を本屋に注文しました。
 ま、実話怪談と言っても体験者が話をして、それを文章にまとめる過程で創作箇所ができてくるかと思いますが。
 もう十数年前ですが、私が体験したエピソードをある奇談蒐集家の方に話しました。そんなことはすっかり忘れていたのですが二年ほど前にある実話怪談の本を読んでいたら、その私のエピソードとよく似た話が収録されていました。世の中にはよく似たことが起こるんやなぁと思ったのですが、間違いなく私の体験談です。連絡もなく、また献本もなかったので偶然に読んだのですが、別のエピソードかと思うほど改変されていました。わからないのは私にとって一番ぞっとした個所が省かれていたこと。
 それ以来、私は実話怪談と言えどもある程度割り引いて読むことにしております。
Posted by 山本孝一 at 2017年07月30日 21:22
私は逆に、実話と聞くと萎えちゃうタイプです。『一行怪談』は明らかに創作で、楽しんでいます。一行ショートショートの一種ですね。
 山本さんの体験が実話怪談集に載っていた話、逆だと一行怪談になりそう。

 誰にも話したことがない恐怖体験が実話怪談の本に載っていた。
Posted by 高井 信 at 2017年07月31日 05:56
>逆だと一行怪談になりそう。
あー、なるほど。これは怖い! おもしろい!
Posted by 山本孝一  at 2017年07月31日 08:14
『一行怪談』を読みました。おもしろいです。
 あり得るはずはないのですが、たとえば、百人以上の人たちが亡くなった大事故の死亡者名簿を調べると必ず一人、同じ名前の男が載っているそうだみたいな、あ、ありそうだ、でもあったら怖い、そんな「あるある」ネタがおもしろいでした。
 平山夢明ほか『瞬殺怪談 斬』竹書房文庫(17)も届いていたのでこちらも買って帰りました。数行から長くても見開きに収まる怪談が百数十編。こちらも楽しい本です。
Posted by 山本孝一  at 2017年08月05日 11:48
>平山夢明ほか『瞬殺怪談 斬』竹書房文庫(17)
 え、そんなのが出てますか。買わなければ。
 情報をありがとうございます。
Posted by 高井 信 at 2017年08月05日 22:14
コメントを書く
コチラをクリックしてください