
この2冊を合本、大幅に加筆した本が出ると聞き、歓喜雀躍。発売予定日を知ってからは、まさに指折り数えて、の心境でした。
超労作にして、超感涙の1冊です。この分厚さ(365ページ)でこの値段(1800円税別)というのは大盤振る舞いですね。一家に一冊、『世にも不思議な怪奇ドラマの世界』!
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私は高井さんからこの本が出ると聞きすぐに行きつけの本屋に頼みました。店主が版元に電話してくれたのですが新刊の予約日を過ぎていたため、出版後にあらためて注文してくださいと言われました。はたして届くのはいつになるかなぁ。
ワクワクするような良い表紙です。両方の番組とも小学生でしたがリアルタイムで見ていました。数十年もたってからこんな研究本を出していただけるとはありがたい。うれしくって歌でも出ちゃうよ!という気持ちです。
『世にも不思議な物語』は怖いでした。テーマ音楽も怖かったけど、スポンサーの鐘淵紡績(のちのカネボウ)のCМも怖いでした。ヨーロッパの教会や寺院の鐘の音を流したりして。不気味だったなぁ。
『ミステリー・ゾーン』も怖くて面白いでした。「みにくい顔」「嵐の夜」「33号機の漂流」などのエピソードは忘れがたい。「みにくい顔」は怖いでした。思い出すと眠れず、その晩は夢にまで見ました。翌日に学校に行ったら「ゆうべの『ミステリー・ゾーン』は怖かったなぁ」なんて会話が飛び交ってました。小学校5年生ぐらいの頃で、我が家では子供は午後9時以降はテレビを見てはいけないと言われてましたが、この二つの番組だけは見せてもらってました。
この本、早く入荷しないかなぁ。というわけてついつい長く書いてしまいました。すみません。
期待を裏切らない、素晴らしい内容になっていると思いますよ。手に取る日を楽しみにお待ちくださいませ。
いやそれにしても、これらの番組をリアルタイムで観られたとは羨ましい限りです。
ESP能力を高めると言われるキノコをホスト役のジョン・ニューランド自身が食べて、本当にそんな効果があるかどうか実験に挑むという、今のテレビ番組ではとてもやれないエピソードもありました。私は今でも覚えてますが、この実験の場面だけは吹き替えではなくリアリティを出すためか字幕でした。『パサパサしている』なんて言いながら食べてから目隠しをして、絵や写真を手でなぞって当てるという構成でしたが、山本弘さんによれば『ここは、ヤラセだろう』とのこと。ああ、そうだったのですか。子供心に、わぁすごい!と思ったものですが。
それから、後年に製作された『新・世にも不思議な物語』の日本での初放映リストが載っていません。調べがつかなかったのかなぁ。深夜に放送されていて、私は『津波』のエピソードを見たおぼえがあります。
こちらはカラー作品でしたが怖くもなく、安っぽい出来に感じました。やはりモノクロ映像だったのが神秘性や怖さを作り出していたのかもしれませんね。
>一家に一冊、『世にも不思議な怪奇ドラマの世界』!
おっしゃるとおり。
このような本を出してくれた洋泉社に感謝です。
>後年に製作された『新・世にも不思議な物語』の日本での初放映リストが載っていません。調べがつかなかったのかなぁ。
新しいものは基本的にオミットというスタンスの本だからではないでしょうか。調べがつかなかったとは、考えにくいです。
>このような本を出してくれた洋泉社に感謝です。
それともちろん、山本弘さんにも感謝を。