あれから5年経ち、本日、ふらっと覗いたブックオフに全10巻が並んでいるのを発見。無性に懐かしくなって、第1巻から第9巻までを一気買いしちゃいました。TVドラマのストーリーはだいぶ忘れていますし、新鮮な気持ちで楽しめそうな気がします。


続いて新刊書店へ。
◎瀬戸内寂聴『求愛』集英社(16)
帯に「数え年九十五歳にして初の、寂聴・掌小説集」とあります。全30編。ショートショートとは異質の産物かも、とは思いますけれど、ともあれ読んでみなければ。
瀬戸内寂聴の本って、買うのはたぶん初めてだと思います。
【追記】
あ、しまった。新刊書店に行ったらハーラン・エリスンの新刊『死の鳥』を確認しようと思っていたのに、すっかり忘れていました。たぶんほとんどは既読か、うちにある本で読めると思うのですけれども……。
なんだか悔しいので、ハーラン・エリスンの珍しい(と思う)本をご紹介します。
◎エリスン他『現代SF全集 第19巻 驚異のパートナー』関西海外SF研究会/1976年5月25日発行
エリスンと他作家との合作短編集です(抄訳)。


【追記2】
今日、新刊書店にて「季刊コバルト」1983年夏号がひょろんと棚に収められていることに気がつきました。もちろん、古本ではありません。33年前の雑誌が新刊書店に! それだけでも驚くべきことなのに、なんとその号には拙作も掲載されていたんですね。ほんと、びっくり。ほかにも古い雑誌(「スターログ」とか)が何冊もあって、さらにびっくり。
店長に尋ねたら、
「返品せずに、置いてある。そういうこと、よくあるよ」
平然と答えたのでありました。