映画『タイム・トラベラーズ』(1964)を観ました。『原始獣レプティリカス』や『巨大アメーバの惑星』と同じ、イブ・メルキオー監督の作品です。
タイムマシンの研究中、研究室の巨大モニターに未来の景色が映ります。ただの映像ではなく、モニターは未来につながっていて……。
「ちょっくら見てくらあ」と若い研究員がモニターに飛びこむ。「わ、大変だ」と、ほかの研究員たちも次から次へとモニターへ。いくら緊急事態とはいえ、科学者たる者、この浅はかな行動は……(笑)。

未来世界では人類の生き残りとミュータントが対立していました。生き残りは地球を脱出し、他の惑星への移住を計画しています。―中略―なんとか元の世界に戻ることができたのですが、それでハッピーエンドとはなりません。その後の展開はあれよあれよ。まさかあんな結末が待っていようとは……。
この時代のB級SF映画としては、かなりよくできているのではないでしょうか。
面白かったです。