小学生のころ、私はSFなんて言葉すら知らなくて、当然のことながら子ども向けのSFはほとんど読んでいません。『見えない生物バイトン』とか『宇宙怪獣ゾーン』とか、少しは読みましたけれど、SFという認識は皆無でした。(→この記事参照)
子ども向けに翻訳されたSFかあ。
なんだか読んでみたくなり、適当に見繕って借りてきました。

陰謀によって殺され、その脳を人工頭脳に組み込まれた若き科学者。彼は自分の目・耳・口、そして手足となって動く生命体を創造し、同じ立場の仲間(生きている脳)たちと力を合わせて、自分を陥れたやつらへ立ち向かいます。悲しい結末が待っていますが、いやしかし、これも正解かなと思いました。
とっても面白かったです。こんなの、子どものころに読みたかったなあ。