

ゆえあって、室町書房〈世界空想科学小説全集〉を手に取りました。いわゆる室町書房SFシリーズ。昭和30年(1955年)にたった2冊だけ刊行してポシャったSF叢書です。
何気なく巻末の近刊予告を見て、思わず声が出ました。なんとも魅惑的なラインナップなのですよ。
この気持ちを共有してもらいたくて、当該ページをスキャンしました。感動を分かち合うことができれば嬉しいです。


何度も見ているはずなのに、すっかり忘れていました(笑)。
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29 | 30 |
名前も掲載されていたのだから、少しは進んでいたかも知れないと思うと余計ですね。
メリットが2冊あることにも注目。どちらも実際に翻訳が出るまで、ずいぶん先になってしまいました。
そして何より、7冊のアンソロジーにそそられまくります。
室町書房は刊行の順番を間違えたのじゃないかなぁ、アシモフとかクラークといった渋めの作品じゃなく、ブラウンとかウィンダム「トリフィーヅ」あたりから出していたらまた売れ行きとか評価が違っていたかもしれないなぁと思ったのでした。
それにしても都筑さんの訳の「トリフィド」は魅力的。実現していたらなぁ。それと1954年の傑作集も読みたかった。いや、今からでもいいから出してほしいものです。
同感。『トリフィーヅ』『パペット・マスターズ』『スラン』に1票!
アシモフとクラークを最初に持ってきたのは、間違ってはいないのですけれど、時代を考えると、別の選択肢もあったかな、と。
>ヴァン・ヴォークトもこの時出ていたら良かったのに。
最も多く予定されていたんですよね。残念。