
それにしても34年ってすごいですね。その長き間、季刊のペースを崩さずに、きっかりと年に4冊の刊行を続けているSF同人誌! しかも内容は面白いという……まさに偉業であり、異形であろうと思います。
今号は、ふだんにも増して森田裕さんが大活躍。連載「コレクターの本棚から」第14回に加えて、デイヴィッド・H・ケラーの翻訳を2編。これからたっぷりと楽しませていただきます。
石原さんの大活躍は毎度のこと。現在、「惑星シリーズ」のショートショートを連載中ですが、その連載が終わったあとは――
>惑星シリーズ以外の掌編をあちこち捜して連載しようと思います。
おお! 楽しみ!
私の「日本ショートショート出版史・覚え書き」は連載5回目です。1975年まで来ました。1974年にはネオ「NULL」も創刊。私たち世代がショートショート界に登場するのも、もうすぐです。
しかしこのタイトル、確かに連載を始めたときには「覚え書き」だったのですが、もはや覚え書きではなくなってしまいましたね。