斎藤肇さんよりオンデマンド本の販売ページをご紹介いただきました。→ここ
全5冊の内容紹介文を引用します。
『非在時空』
奇妙な編集者(?)の依頼を受け、紀行文を執筆することになった私。居ながらにしてトリップし、訪れた見知らぬ町について原稿を書いてゆく。
やがて、この依頼そのものが持つ違和感が徐々に拡大してゆき……。
長編小説の中にショートショート集が埋め込まれた思弁的作品。
『小さなサーカス』
自選作品集その1。
かつて「異形コレクション」に掲載された短編作品を中心に、主にホラー系統のものを集めている。
収録作品は、
「小さな物語のサーカス」「異なる形」「宿の木」「ばぬんば」「残水」「屋上から魂を見下ろす」「ベジタリアン」「人的資源」「ふとん」「アムの牛」「いって、かえってくる」「シンデレラのチーズ」「連鎖性」「32」「黒水」「レベル5」「アクロバット」の17作。
やや厚めのレイアウトとし、作品の簡単な解説文なども収めた完全版。
『大きなロボット』
自選作品集その2。
かつて「異形コレクション」に掲載された短編作品を中心に、主にSF系統のものを集めている。
収録作品は、
「大きな物語のロボット」「さりげなく大がかりな」「ほらね」「はんぶん」「卵の気持ちが分かる」「地球防衛軍文官部隊」「多重人格大戦争」「マッピング」「自立する者たち」「時が止まる話」「予告された夜」「ささやかな奇跡めかした」「街が来る日」「コガラシとニゲヒメ」「臨」「柚累」の16作。
やや厚めのレイアウトとし、作品の簡単な解説文なども収めた完全版。
『鬼ノ在処』
超感覚を持つ少年・神尾優樹が知り合った少女は、やはり超感覚に関わる一族のひとりだった。
やがて起きるひとつの事件。
事件を通して、少年は超感覚の持つ意味を理解してゆくことになる。
推理小説のようでいて推理小説とはやや異なり、SFのようでいてSFともやや異なる。
オカルト的な物語に辟易しているあなたのための作品。
『雪割り坂の殺人 思い出せないプロローグ』
名探偵とはいったいなんなのか。
昭和から平成にまたがる時期、思いシリーズと呼ばれる三部作によって考察を重ね発表した作者が、改めてもういちど取り組んだ名探偵のための小説。
とある温泉地で起こったひとつの事件に関わり、その能力を競うこととなったふたりの名探偵。
はたしてそこに真実はあるのか。
上記サイトで扱われているのは5冊セットですが、それぞれ単独でも購入できます。
素早い対応で恐縮です。
買ってください、とはあまり言いたくないのですが、一方、読んでいただけるとすごく嬉しいという妙な気持ちです。
本を作る、という行為に関する、ひとつの試みとして見ていただけたら幸いです。
今後も、たまった原稿をちょこちょこ出してゆくつもりです。
すごくよくわかります。
たくさんの方々に興味を持っていただけると嬉しいですね。
お知らせありがとうございました!
さっそく注文いたしました。
>斎藤さま
滅茶苦茶楽しみです!
わくわく。
さて、しかし使ってみて分かったのですが、現状ですと購入者の住所など個人情報が販売者に筒抜けになってしまうようです。これは問題でしょう。
私個人はその情報を悪用などするつもりはありませんが、気持ち悪いと感じる方もおられると思います。
運営者に要望を出しておきましたが、それが確定するまでは購入を見合わせていただいた方がいいかもしれません。
もちろん、私に知られてもかまわない、と言う場合はその限りではありません。
わたしの場合だと、斎藤さんもお持ちの日本推理作家協会の名簿をご覧になれば載っている情報ですので、全く問題ありません(笑)。
1/4の昼過ぎに注文しましたから、48時間かからず。
早いですね!
どれも結構な厚さがあり、5冊まとまるとずっしり、という感じです。
異形コレクションはわたしも途中から参加しておりましたので、異形系短篇集が特に嬉しいです。
どんどん売れて、斎藤さんがショートショート集――長編ショートショート集ではなく、純然たるショートショート集も出す気になってくれると嬉しいのですが……。
どうすればいいか、悩んでるところです。
それはそれとして、ショートショート集は作りたいと思い続けてます。ただ、作品のセレクションがしんどそうで億劫ではあります。
これで安心して売れます。
>ただ、作品のセレクションがしんどそうで億劫ではあります。
ここはひとつ、ショートショート全集ということで。でも、となると配列がしんどいですねえ。いやいや、発表順あるいは執筆順、はたまた50音順でしたら(笑)。
全集はともかく、私もショートショート100とか、そんな本は作ってみたいなあ。