昨日、久しぶりに涙香本を購入(→この記事)。うちにある縮刷涙香集(および、それに類する本)をチェックしてみました。

最近の相場は知りませんが、当時、涙香本の古書価は高かったです。学生には、おいそれと手が出る価格ではありません。
とにかく読むことを最優先させていたため、函の有無とか状態とか気にせず、安く読めればOKというスタンスでした。結果、上の画像のような、きっちゃない本が並んでいる次第です。
画像ではタイトルが読めない本もありますね。左から、『死美人』『捨小舟』『後の巌窟王』『後の巌窟王』『人耶鬼耶』『嬢一代』『人外境』『山と水 下』『巨魁来』『巌窟王 下巻』『巨魁来』『破天荒』『嬢一代』『玉手箱』『玉手箱』『島の娘』『武士道』『野の花』『涙香傑作集』です。ダブりもけっこうあるなあ(苦笑)。
う~~~む、懐かしい。わが青春の1ページであります。
そして『しかばね綺譚』は僕の青春の1ページです。
それにしても『しかばね綺譚』とは懐かしい。こういう読書体験はあったから書けた小説ですね。――なんて言いながら、実はもはや内容はおぼろげだったりしますが(笑)。
嬉しいお言葉をありがとうございます。