2015年12月13日

「SFハガジン」第2号

 先月下旬、特に深い考えもなく、「SFハガジン」なるファンジンを創刊してしまいました。→この記事
 さあ、どうしようかな。自分一人でも続けられるけれど、それじゃつまらないな。誰か一緒に遊んでくれる人、いないかな。
SFハガジン第2号.jpg いくらでもショートショートがありそうな方――江坂遊さんをお誘いしてみましたら快諾。あっという間に玉稿を賜りました。
 そんなわけで、さっそく第2号を編集・発行。うむ、なかなかいいではないですか(嬉)。

 さて、これで形はできました。――すなわち、ハガキサイズのショートショート・ファンジン。個人誌にあらず。
 この創刊号と2号をサンプルにして、遊んでくれる方を探そうと思います。何人かの協力を得られましたら(飽きるまで)続けますけれど、いまのところ未定です。

【追記】
 創刊号を発行した際、往復ハガキにて注文受付……云々と書きましたが、あまりの反響のなさに愕然。第2号(江坂作品掲載)に注文が殺到したら落ち込むので、今回、そういうのはしません。悪しからず。

【追記2】12月14日
 軌道に乗るようでしたら、なんらかの方法で希望者のお手元に届くようにしたいとは思っているのですが。
 ファンジンを作るとき、いつも悩むのは配布or販売方法です。関係者に進呈はします。けれど、それ以外の方々には……。希望を受け付けて、送料ほかも当方負担にて進呈という方法を何度か採りましたが、いつもそんなことはやってられない。かつ、私は知らない方と個人的なやりとりをすることには抵抗があるため、私とつきあいのない方々には対応できない。ネットにアドレスそのほかを公開するのは勘弁。代金授受の問題もある。
 とはいえ……。「ブログへのコメントあるいはメールをくれれば進呈するよ」には少しは反応があるけれど、「こういうのを作ろうと思うけれど、購入希望者はいます?」とか「往復ハガキで注文して」となると、ほとんど反応がないのが現状ですから、まあ、放っておけばいいのかも、なんてことも考えます。
 コミケなどで販売すれば、たぶん事情は違うんでしょうけれど、コミケに足を運ぶ気はないなあ。
 何か解決策がありましたら、お知らせください。よろしくお願いいたします。
posted by 高井 信 at 20:49| Comment(9) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>コミケなどで販売すれば、たぶん事情は違うんでしょうけれど、コミケに足を運ぶ気はないなあ。
 と書きましたが、ふと思い出せば日本SF大会のディーラーズルームで販売してもらった「ベムAGAIN」は1冊しか売れなかったのでした。(以下の記事のコメント欄参照)
http://short-short.blog.so-net.ne.jp/2014-09-02
Posted by 高井 信 at 2015年12月14日 11:32
「製本直送」というネットのサービスがありまして、近いうちにこいつを使って短編集を出そうと画策しております。売れた時に作る、というシステムなので気楽ですし、そこそこ安く作ってもくれます(B6で作るのがいいような気がしますが)。PDFを登録するだけで、発送も代金の授受もしてもらえるようです。ちなみに、高井さんには計画中のショートショート関連本を贈呈する予定なので、見本誌としてお受け取りください。こいつが実に少部数ファンジン向けなんですよ。
Posted by 斎藤肇 at 2015年12月14日 13:47
斎藤さん、ありがとうございます。
>PDFを登録するだけで、発送も代金の授受もしてもらえるようです。
 へえ。それはいいですね。検討してみます。ただ、現状を見るに、わざわざ手間かけて、お金を払って買ってくれる人がいるかなあ(笑)。
>高井さんには計画中のショートショート関連本を贈呈する予定なので、見本誌としてお受け取りください。
 うわ。ありがとうございます。嬉しい!
>こいつが実に少部数ファンジン向けなんですよ。
 楽しみにしています。
 実は……という話ですが、先ほど斎藤さん宛に「SFハガジン」創刊号と2号を発送してきました。一緒に遊びませんか? というお誘いです。現物をご覧になって、もしよろしければご参加ください。――要するに、作品を提供してくれませんか、ですけど(笑)。
Posted by 高井 信 at 2015年12月14日 14:30
あ、しかし「SFハガジン」は……(笑)。
Posted by 高井 信 at 2015年12月14日 14:37
先日、山本弘さんから『日本語版〈アメージング・ストーリーズ〉のすべて』を頒けてもらいました。何気なくこの本をネット検索したら、ご本人のブログがヒット。
http://hirorin.otaden.jp/e344447.html
 コメント欄に、山本さんの通販に対する考えが書かれています。やっぱりねえ、素性のわからない人に住所は知られたくないよねえ。
 深く頷いたのでありました。
Posted by 高井 信 at 2015年12月14日 19:42
私は(たぶん当面の間)、ショートショートの依頼は無条件に受けます。
 さて、先ほど私も送ってきました。現在、自費出版待機状態の本データが4冊ありますが、うちの一冊「非在時空」という本です。表紙には「長編ショートショート集」と謳っております。読んでみてください。
Posted by 斎藤肇 at 2015年12月14日 22:05
ありがとうございます。依頼というほど大袈裟なものではないのですが、作品をいただけると嬉しいです。ともあれ、現物をご覧になってから、ご判断ください。
『非在時空』もありがとうございます。長編ショートショート集ですか。横田順彌さんの大河ショートショートを思い出してしまいました。
 手にするのが楽しみです。
Posted by 高井 信 at 2015年12月15日 00:13
早くも斎藤さんから作品が届きました。それも2編も! うち1編はお正月ネタで、まさにタイムリー。第3号にはこれを掲載。お正月を目途に発行いたします。
 実は江坂さんのも1編、残っているんですよね。いま手元にある作品(拙作は除いて)だけでも5号まで出せます。まあ、月に2号くらいのペースで、ぼちぼちと。
 5~6人の執筆陣で回せればいいなと思っていますけれど、どうなりますやら。
Posted by 高井 信 at 2015年12月15日 16:47
またひとり、強力な方が執筆陣に加わってくれました。執筆は来年になるそうですが、ノープロブレム。
 目指せ、10号! であります。
Posted by 高井 信 at 2015年12月16日 21:49
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