2015年09月29日

映画『原始獣レプティリカス 冷凍凶獣の惨殺』


 映画『原始獣レプティリカス 冷凍凶獣の惨殺』を観ました。1961年のデンマーク作品。
 何はさておき特筆すべきは、随所に見られる特撮シーンでしょう。その稚拙さは、よく頑張ったね、と頭を撫でてあげたくなるような……(笑)。
 1961年というと、日本では『モスラ』が公開された年です。比べてみると、東宝特撮映画の素晴らしさが際立ちます。ちなみに、先日観た『妖星ゴラス』は1962年、かの『ゴジラ』は1954年です。『ゴジラ』に至っては、グレート! としか言いようがないですね。
 とはいえ、だからと言って『原始獣レプティリカス 冷凍凶獣の惨殺』がダメ映画なんて言う気はありません。こういったぐだぐだ感も含めて、古い特撮映画の魅力と思っています。実際、観ている間は楽しかったですし。
posted by 高井 信 at 21:08| Comment(4) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この映画、ゴジラと同じ様にデンマーク版とアメリカ版があるのですね。おまけにそれがノヴェライズされて、ペーパーバックで出ています。
Posted by 森田 裕 at 2015年09月29日 21:53
へえ、そうなんですか。ちっとも知りませんでした。
 私が観たのはどちらかわかりませんけれど、どっちもどっちなんでしょうね、たぶん(笑)。
Posted by 高井 信 at 2015年09月29日 23:13
昔は深夜放送で怪獣映画やSF映画をよく放映していて、ちょくちょく見ておりました。『原始怪人対未来怪人(タイム・トラベラーズ)』や『原始怪獣ドラゴドン』(怪獣の出てる場面と実写の場面とで色調がガラッと違っていた)が印象に残っています。
 『原始獣レプティリカス 冷凍凶獣の惨殺』も見たおぼえがあります。結末がエンドマークではなく、凶獣がまだ生きているかもしれないということで?マークが出る終わり方じゃなかったですか。ノヴェライズまでされていたとは知りませんでした。
 ところでこの映画は、火星を舞台にした『巨大アメーバの惑星』とか『原始怪人対未来怪人(タイム・トラベラーズ)』 と同じ監督ですね。どれも妙な魅力のある作品です。
Posted by 山本孝一 at 2015年09月30日 11:42
昔の深夜放送は楽しかったですねえ。私もよく観ていました。山本さんと違って、何を観たのか記憶はおぼろげですが(苦笑)。
>?マークが出る終わり方
 そんなのなかったような……と、確認しましたが、見当たらず。山本さんがご覧になったのはテレビ用に加工されたものだったのかもしれませんね。
> ところでこの映画は、火星を舞台にした『巨大アメーバの惑星』とか『原始怪人対未来怪人(タイム・トラベラーズ)』と同じ監督ですね。
 あ、そうなんですか。どっちも観たいなと思っています。ことに『巨大アメーバの惑星』。
>どれも妙な魅力のある作品です。
 買っちゃおうかなあ。
Posted by 高井 信 at 2015年09月30日 15:38
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