2015年09月13日

映画『ハプニング』

 2~3週間前、なんとなく気になって手に取ったDVDに――
解説.jpg
 これを読んだ瞬間、私の大好きなSF小説が脳裡に浮かびました。E・F・ラッセル『超生命ヴァイトン』です。正直、おぼろげな記憶しか残っていないのですが、『超生命ヴァイトン』もこんなふう(謎の自殺が多発)に始まったんじゃなかったっけ?
 全然違う話なんだろうけれど、こういうの好きだな。
 購入しましたが、といってすぐに観るわけではないのは例のごとし。
 今夜ようやく――

『ハプニング』を観ました。2008年のアメリカ映画です。21世紀の映画を観るのは久しぶりでありますな(笑)。
ハプニング.jpg 人々がなぜか突発的な自殺衝動に駆られ、死んでいく。じわじわと迫りくる、静かな恐怖。わけがわからないながらも、人々は安全な地を求めて逃避行。――いやあ、いいですねえ。
 異変の真相はいささか肩透かしで、それは残念ではありましたけれど、最後まで楽しく観られました。

 おっと。
『超生命ヴァイトン』とは全然違う話でした。これはまあ、当然ですね。私が勝手に『超生命ヴァイトン』を想起しただけですから。
posted by 高井 信 at 22:29| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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