買ったときには気にもかけなかったのですが、改めて手にして――
あ、これ、中村融さんの訳書だったのか。
そんなことを考えながら眺めていたところへ、自宅郵便受けに何か投函される音が聞こえてきました。1通は、なんと偶然にもその中村さんからの封筒で――
◎ブライアン・オールディス『寄港地のない船』竹書房文庫(15)
おお、オールディス! 懐かしい!(装幀も素晴らしいので、書影はふだんより大きめに)


帯を見ますと――

わあ。大傑作『地球の長い午後』の原点! 言うまでもなく、私も大好きなSFですよ、『地球の長い午後』。いやまあ、『地球の長い午後』が嫌いなSFファンを探すほうが難しいと思いますが(笑)。
さらにカバー裏――

めちゃ面白そうではないですか。50年代SFの香りがぷんぷん。
中村さん、ありがとうございます。
冒頭「ゆえあって」の「ゆえ」は次の記事にて。
この作品、昔々(五十年近く前)SFマガジンの連載コラムで伊藤典夫さんが紹介されていて読みたかったのです。
載っていた原書の表紙絵が美しいでした。
>『地球の長い午後』が嫌いなSFファンを探すほうが難しいと思いますが
私はオールディスのファンではなく、読んだのは、『地球の長い午後』とショートショート『T』だけですが、、『地球の長い午後』は大好きです。
行きつけの本屋に予約してありますがまだ入荷していません。私も早く読みたいものです。
私はネットで注文しました。明日届く予定。楽しみです(^^)
私も特にオールディスのファンというわけではありませんけれど、『地球の長い午後』はファン云々関係なく、別格と思います。
竹書房文庫、偉い!