2015年06月05日

真城昭・作品リスト(暫定版)

 山本孝一さんのコメント(→この記事)に触発されて、真城昭の作品リストを作ってみました。所要時間、1時間。暫定版(というか、超絶やっつけ版)です。抜けがありましたら、ご容赦を。

◎早川昭宣名義
「壁越しに‥‥」――「宇宙気流」18号/1964年4月20日
◎早川章名義
「ぬけがら」――「宇宙塵」80号/1964年6月1日
 (再)石川喬司・柴野拓美編『日本SF・原点への招待Ⅱ』データ略
「壁」――「宇宙塵」84号/1964年10月1日
 (再)柴野拓美編『宇宙塵傑作選Ⅱ』データ略
宇宙気流18号.jpg 宇宙塵80号.jpg 宇宙塵84号.jpg
◎真城昭名義
「砂漠の幽霊船」――「NULL」2号/1974年5月31日
 (再)筒井康隆編『'74日本SFベスト集成』データ略
 (再)「奇想天外」17号/1977年8月号
 (再)筒井康隆編『ネオ・ヌルの時代 PART1』データ略
「兎とりの罠(上)」――「宇宙塵」176号/1975年7月15日
「兎とりの罠(下)」――「宇宙塵」177号/1975年12月31日
 (再)柴野拓美編『無限のささやき』データ略
NULL2号.jpg 宇宙塵176号.jpg 宇宙塵177号.jpg
「侵略者たち」――「NULL」4号/1975年8月23日
 (再)筒井康隆編『ネオ・ヌルの時代 PART1』データ略
「シデ虫」――「奇想天外」10号/1977年1月号
「白骨のバラード」――「NULL」7号/1977年4月30日
 (再)筒井康隆編『ネオ・ヌルの時代 PART3』データ略
「天使の休憩所」――「奇想天外」16号/1977年7月号
「賽の河原に石を積み上げて…」――「奇想天外」19号/1977年10月号
NULL4号.jpg NULL7号.jpg 宇宙塵184号.jpg
 1983年2月28日歿、享年40。
「追悼・真城昭」――「宇宙塵」184号/1983年10月15日

【補遺】6月6日
◎北十字アキラ名義
「ヒロミ」――「宇宙気流」13号/1963年10月25日
◎早川アキラ名義(目次では早川章)
「私の妻が妖精に」――「別冊宇宙気流」2号/1964年7月26日
◎早川章名義
「たそがれの廃墟」――「宇宙気流」27号/1965年2月21日
「ショート・ショート三篇(しかえし・知能テスト・ドア)」――「宇宙気流」29号/1965年4月11日
宇宙気流13号.jpg 別冊宇宙気流2号.jpg 宇宙気流27号.jpg 宇宙気流29号.jpg
posted by 高井 信 at 16:16| Comment(10) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
朝起きてチェック漏れに気がつき、記事本文に追加しました。
 やはりやっつけはいけませんね。反省しています。
Posted by 高井 信 at 2015年06月06日 09:00
高井さん、早速にリスト作成ありがとうございます。
ファンマガジンの「宇宙気流」掲載の作品を除けは、あとの掲載誌や本は持っておりますので(探し出すのが難儀ですが)読めそうです。
商業誌では「奇想天外」しか作品を発表されていなかったのですね。
読んでみます。
Posted by 山本孝一 at 2015年06月06日 20:40
>商業誌では「奇想天外」しか作品を発表されていなかったのですね。
 もしかすると中間小説誌とかPR誌とかにも寄稿されているかもしれませんけれど、私が調査できるのはここまででした。
 ちょうど1冊分くらいありそうですね。1冊にまとまると、私も嬉しいです。
Posted by 高井 信 at 2015年06月06日 21:39
「宇宙気流」掲載の小説は思ったよりも少なかったのですね。評論と書評が多かったのか。あと表紙。リスト本文の最後、「宇宙気流」27号と29号の表紙は早川章ですね。
Posted by 林 芳隆 at 2015年06月06日 23:42
林さん、ありがとうございます。
>評論と書評が多かったのか。
 詩も書かれていますね。
>「宇宙気流」27号と29号の表紙は早川章ですね。
 そうなんですか。気がつきませんでした。オールマイティーの活躍だったんですね。
 若くして亡くなられたのが残念です。
Posted by 高井 信 at 2015年06月07日 06:59
質問があります。「真城昭」の読み方は何ですか。どこにも見つかりません。お返事を待ちしております。
Posted by 真城昭のファン at 2024年06月07日 08:12
ましろあきら、です。
 トップページに明記してありますように、拙ブログは本名以外のコメントは遠慮いただいています。以後はお気をつけくださいませ。
Posted by 高井 信 at 2024年06月07日 08:43
失礼しました。Google 検索から直接このページに来ました。トップページはまだ読んでいません。今後はそのことを心に留めておきます。非常に迅速な返信をいただき、誠にありがとうございます。
Posted by 文尊 穣 at 2024年06月08日 02:20
真城昭さんを取り上げていただきありがとうございます。思っていたよりたくさんの作品を残されいたのですね。
ご存じかもしれませんが真城さん(早川さん)のプロフィルを紹介させていただきますと、私が知り合った当時は23,4歳だったと思いますが、確か製薬会社に勤務しておられた大変まじめな方でした。
林芳隆さんなどと共に「一の日会」の常連で、小説作品が少しづつ売れ始めていたところで、亡くなられたので私はかなりショックを受けました。
Posted by 島本光昭 at 2024年07月28日 22:40
島本さん、ご無沙汰しております。お元気ですか。
 真城昭さんのことは作品を通じてのみしか知りません。お名前を知ったのは「NULL」2号掲載の「砂漠の幽霊船」を読んだときですから、ちょうど50年前です。
「奇想天外」に作品を発表し始めたかと思ったら、突然の訃報。びっくりしましたし、新作を楽しみにしている作家の一人でしたので、とても残念に思いました。
 以前のコメントにも書きましたが、作品が1冊にまとまるといいなあと思います。
Posted by 高井 信 at 2024年07月29日 05:52
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