いやあ、こんなにも悪女や姦婦が大きな鍵を握る物語だったとは……。これまで岩波少年文庫などの児童書や横山光輝のマンガでしか読んでこなかった人間にとって、このTVドラマはかなり衝撃的です。知らなかった魅力を知り、もっと『水滸伝』が好きになりました。
とりあえずはこのままダイジェストで32話まで観て、そのあとはオリジナル版をレンタルして観ます。
それとは別に、画・沼田清/作・久保田千太郎『水滸伝(全7巻)』講談社漫画文庫(96)を読みました。だいぶ前に買い、そのまま放置してあったものです。だいたいの流れはほかの『水滸伝』と同じですが、そこここにアレンジが加えられていて、そのあたりも楽しめました。こちら、横山光輝版よりはアダルト(笑)。
書棚を見回すと、『まんがで読破 水滸伝』イースト・プレス(09)もありました。これまた未読です。400ページ足らず。108人の豪傑を描くと、ひとり3~4ページです(笑)。まあ、気が向いたら読みましょう。


私の『水滸伝』ブーム、まだ続きます。