いつも新たな号が発行されるのを楽しみにしていますが、今回はまた格別です。というのも、今号から私の連載がスタートするのです。

「覚え書き」と添えたのは、本稿がまだ執筆中で、決定稿ではないため。現在も継続中ですが、書いているうちにいろいろ思い出し、数多く加筆・修正しています。最後まで書き終え、全体的なチェックが終わった時点で「覚え書き」は外します。
ブログでも何度か、昨年12月中旬よりショートショートどっぷりの生活をしていると書きましたが、実はこの執筆のためでした。これだけにかかり切りになるのは不可能ですけれど、とにかく時間のあるときは書いています。
執筆開始から2ヶ月弱。現在では1989年まで書き進めました。いやいや、まだまだ先は長い……。
『ショートショートの世界』もそうでしたが、本稿もまた、執筆依頼のないまま、もちろん出版の目途もないまま、執筆をスタートさせました。出版を検討したいなんてご連絡をいただけますと、気が狂いそうに喜びます。
ともあれ、最後まで書きましょう。
頑張りま~す。
【追記】
あ、そうだ。情報を解禁しましたので、これも書いておきましょう。
実は先月、ネオ・ベムSSシリーズの4冊目を作りました。『日本ショートショート出版史 黎明編〔1957~1970〕』です。タイトル通り、1957年から1970年のショートショート出版史をまとめたもの。こんな感じ(下の画像参照)で、カラーの書影をばしばし掲載しています。いや何、書いているうちに作りたくなっちゃんたんですよね(笑)。(例によって)試作版1冊のみ作製。ハードSF研公報に掲載されるのを念頭に書いていますので、横書きです。
どうして1970年までかというと、特に深い理由はありません。版下を作るのに飽きただけです(笑)。いやほんと、ちょっと作ってみたかっただけなので……。


サンプルページは1963年。樹下太郎や城昌幸について書いているあたりです。『プロムナード・タイム』や『みすてりい』から波及して、あれやこれや。
残念ながら、ハードSF研の会員ではありませんので公報を目に機会はありませんが、今後の健筆をお祈りしています。
完結の暁には、何らかの形で読んでみたいです。
私もハードSF研の会員ではありませんので、公報「Hard SF Laboratory」を読めませんが、ぜひともこの連載はまとめて1冊の本にしていただきたいですね。
そのおりにはぜひとも読みたいです。
期待に応えられる内容のものを書く自信はありますが、多くの皆さまに読んでいただけるようにできるかというと、う~~む、どうなんでしょうねえ。
とにかく最後まで書き終え、それから考えます。
面白い!
なるほどなあ、これとこれが同じ年だったのか、などなどと。
とくにわたしはSFとミステリ両方好きなので、出て来る本のほぼ全てが興味の範疇のため、より楽しめました。
知らない本、珍しい本もいっぱい。よく集めましたねえ。
今後も楽しみにしております!
> 面白い!
これからどんどん面白くなっていきますよ。
> なるほどなあ、これとこれが同じ年だったのか、などなどと。
それなんですよ。私も書いていて、何度もそう思いました。
> 今後も楽しみにしております!
ご期待ください。今日は1990年を書きました。
1990年って、つい最近みたいな気がしますが、もう25年も前なんですねえ。
作家同士の影響や、時代背景、流行など、
さまざまな見方ができそうで、とても興味深いです。
いつか拝読できる日を楽しみにしております。
楽しみにしております。
清水さん。
編年で書くと、いろんなものが見えてきます。各人、いろいろな発見があると思います。
なんとか読んでいただけるようになればいいのですが。
尾川くん。
とりあえず書き終わったら、抜けや間違いをチェックしてもらおうと思っています。頼りにしてます。
書影は、どこまで使えるか不明ですが、必要になりそうな本は片端からスキャン。現在、800枚近くなっています。昭和初期から戦前、戦後、ずーっとです。これを眺めているだけでも楽しいです。