先日、とある調査をしていてまして、私の知らない「赤き酒場」の存在を知りました。半村良ファンクラブ〈続半村良のお客になる会〉、さらにはその前身〈半村良のお客になる会〉の時代から会員だった山本さんに尋ねましたら、すぐに調べてくれて、「なぜか2冊あった。1冊進呈する」と。
え~、ややこしい書き方はやめましょう。要するに、私が以前から知っていたのは〈続半村良のお客になる会〉発行の「赤き酒場」(創刊は1978年1月20日)で、新たにいただいたのは〈半村良のお客になる会〉発行の「赤き酒場」(創刊は1976年8月1日)なのです。発行人は同じで、加戸利一さん。
私は加戸さんとも昔から親しくさせていただいていますが、お付き合いが始まったのは〈続~〉になってからです。いやあ、同じ誌名の会報があったとは、知りませんでしたねえ。
山本さん、ありがとうございました。


左が古いほう、右が新しいほうです。いやまあ、どっちも古いですけど(笑)。
私も続半村良のお客になる会からの参加でしたので、その存在は知りませんでした。前身である半村良のお客になる会の発行物は、会誌の半村良秘録を、一度全部読んだことがあるだけです。
藤浦さんもご存じなかったとは、意外です。いろいろと調べていると、いろいろなことがわかります。知らないこと、たくさんありますね。楽しいです。
「すずらん本屋堂」見ました。ショートショート好きとしては楽しみにしてました。
ほぼ期待通りでした。ショートショートということで、星さんはさけて通れませんね。で、1時間ずっと星さんに終始して終わるのではと危惧してましたが。そこはバランスよくやってましたね。星さん以外の作家をどう扱うかが興味ありました。そこは江坂さん田丸さんも話題になってて良かったです。NULLの亜羅叉の沙さんの「「ミユキちゃん」まで出てきたのはびっくりしました。
ただ、残念なのは高井さんのお話をもう少しお聞きしたかったですね。
「半客会」の刊行物はどこかに仕舞い込んだままで一部しか見つからなかったのですが、最初の会誌「半村良秘録」を出して見ると孔版の印刷インクが化学変化を起こして薄くなり読めないページが多いです。
年月の流れを感じます。
SFマガジンの「てれぽーと」欄で半村良ファンクラブの会員募集を目にしたのはついこの間のように思うのですが、あれからもう40年ですからねぇ。
「SFファンもプロレスファンも過去の記憶だけで生きている」という名言がありますが、私はまさにその通りです。
いろいろ思うところは(嬉しい点も残念な点も)ありますが、当事者ですからコメントは避けます。
>「SFファンもプロレスファンも過去の記憶だけで生きている」という名言がありますが、私はまさにその通りです。
けだし名言でありますなあ。まあ、過去より未来のほうが少ないのは確実ですから、それもまたよし(笑)。未来を補ってあまりある、充分な過去がありますし。
最近、ある方々と同報メールで話し合っています。昨夜、ビールを飲みながら、こう返信しました。
> 飲みながら、あれこれ思い出します。追憶は最高のツマミですな(笑)。
いま気がつきましたが、「追憶は最高のツマミ」、これもなかなかの名言では?