眉村卓の場合、角川文庫での発行が始まる前からのファンで、当然のことながら、ほかの版で読んでいる作品も多く、それゆえ買わなかった角川文庫はけっこうあります。逆に、ほかの版はあまり読んでいなくて、角川文庫の新刊が発行されるたびに買っていた作家もいます。
その代表は矢野徹です。この記事に書きましたように、私は角川文庫の第1弾『カムイの剣』(1975年7月20日発行)で矢野徹の熱狂的なファンになりました。明確には覚えていませんが、たぶん初めて買った矢野徹の「小説」だったと思います。
そのときに容易に入手できる本は何冊か買いましたが、ほんと、ごくわずかで、その後に角川文庫で次々に発行される本のほとんどは未読、未所持でした。これはもう買うしかないでしょう。読むしかないでしょう。
こんな感じです。

これで揃っていると思うのですが……。
もし抜けがありましたら、探します(笑)。
私もほとんど矢野さんの作品は角川文庫で読みました。国内SFを次から次に出してくれた角川文庫には感謝感謝です。
>国内SFを次から次に出してくれた角川文庫には感謝感謝です。
同感!
うちにも角川文庫、半端ではない量があります。