2013年08月26日

『吸血鬼』復刻!

 東京の古書店「書肆盛林堂」が発行している盛林堂ミステリアス文庫はマニアックなラインナップでファンを喜ばせています。
 先ほど、サイト「盛林堂のきまぐれ店番日記」を見ましたら――
 おお、今度はマルセル・シュオブ『吸血鬼』新潮社(24)の復刻ですか。で、「巻末には、矢野目源一の詩集『光の処女(籾山書店・1920年)』と『聖瑪利亜の騎士(籾山書店・1925年)を併録予定」とのこと。
 これはすごいなあ。
 言うまでもないのかあるのか知りませんが、マルセル・シュオブはショートショートの先駆者として要チェックの1人です。ショートショートの資料としてリストアップしているのは以下ですが、綿密な調査は行なっておらず、重要な本が抜けているかもしれません。
『吸血鬼』新潮社・海外文学新選(24)/『黄金仮面の王』コーベブックス(75)
『シュオッブ・コント集』第三書房(68)
『架空の伝記』南柯書局・シュオブ小説全集(80)
『黄金仮面の王 =シュオブ短篇選集=』国書刊行会・フランス世紀末文学叢書(84)
『少年十字軍』王国社(90)/王国社・海外ライブラリー(98)
黄金仮面の王.jpg 少年十字軍(90).jpg 少年十字軍(98).jpg
 私が所有しているのは書影の3冊のみ。『吸血鬼』、欲しかったんですよねえ。嬉しい。
 盛林堂の発行物はいつも北原尚彦さんに代理購入をお願いしています。今回もよろしくお願いいたします。
posted by 高井 信 at 09:32| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
了解致しました(笑)
Posted by 北原尚彦 at 2013年08月27日 10:40
よろしくお願いします。
 先ほど、北原さんに代理購入していただいた本が届きました。嬉しい本ばっかり。めちゃ嬉しいです。
Posted by 高井 信 at 2013年08月27日 15:04
コメントを書く
コチラをクリックしてください