2013年07月05日

『SF・科学ファンタジー句集』

 天瀬裕康さんから編著『SF・科学ファンタジー句集』渓水社(13)を送っていただきました。ありがとうございます。
 天瀬さんは今年5月には『SF・科学・ファンタジー短歌集』、4月には『ロボットたち』、さらに、ブログには書きませんでしたが、昨年末には『峠三吉バラエティー帖―原爆詩人の時空における多次元的展開―』渓水社(12)も上梓されています。このご活躍ぶりには、言葉は悪いですけれども、呆れてしまいます。
 短歌集に続いて、今回は俳句集です。解説、ご自身の実作、ほかの方々の作品という構成は短歌集と同じですね。
 諸作にはSFに対する愛情が溢れていて、読んでいると嬉しくなってきます。
SF・科学ファンタジー句集.jpg 峠三吉バラエティー帖.jpg SF川柳傑作選.jpg
 偶然なんですが、今日は午前中、『SF川柳傑作選』徳間書店(87)を読み返していました。SF作家や落語家たちによる川柳大会(座談会形式)をまとめた本です。もちろん俳句と川柳は似て非なるものですが、シロートの私から見れば、ほとんど同じ(苦笑)。
 不思議な偶然に驚きつつ、楽しく読ませていただきました。
posted by 高井 信 at 16:19| Comment(3) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わたしも天瀬さんの活躍ぶりに(良い意味で)呆れておったところです。
 本を並べていて気づいたのですが、4冊とも異なる「SF作家クラブ50年」マークが帯に使用されています。
 まさか天瀬さん、ひとりでマークをコンプリートするつもりじゃ……。
Posted by 北原尚彦 at 2013年07月08日 16:18
天瀬さんに、はじめてお目にかかったのが大阪でのSF大会だったか。
それから、もう40年以上たちます。
その時でも、「おじさん」という感じでした。
いま、おいくつなんだろう。
お元気ですねぇ。うらやましい。
Posted by 山本孝一 at 2013年07月08日 19:58
北原さん。
 現在、来年1月の刊行に向けて評論を執筆中だそうです。
 これがまた、北原さんや私のストライク・ゾーン! の模様。
 めちゃ楽しみです。

 山本さん。
 1931年生まれですから……。
 ほんと、異様にパワフルですよね。
 前にも書きましたが、私はお会いしたことないんですよ。会って、あやかりたいものです。
Posted by 高井 信 at 2013年07月08日 20:09
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