ミステリ作家ではありますけれど、SFファンから見ても馴染みのある作家でした。SFの代表作といえば、『透明受胎』と『金属音病事件』でしょうか。――と言いつつ、別の本の書影を。



もちろんショートショート集もあります。
『見習い天使』新潮社(63)/徳間文庫(83)
『思い通りの結末』光文社文庫(89)
『四千文字ゴルフクラブ』文藝春秋(98)/文春文庫(01)





ご冥福をお祈り申し上げます。
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今朝の朝日新聞の訃報記事をみますと『おもな作品に「華麗なる醜聞」「透明受胎」など。』とあり代表作のひとつになっているのですね。
読んだのはSFを読み始めて間もないころですが、読みやすくて本当に面白かったです。
古いSFマガジンの広告ページを見ますと、佐野さんの刊行予定の作品は「海底樹林」となっていて全然別の話だったようですね。
蜃気楼現象には宇宙の秘密がかくされていた…みたいな内容で、この作品も書いてほしかったものです。
ご冥福をお祈りしたいと思います。
代表作とされているとは知りませんでした。なんだか嬉しいです。