学生時代、村川透監督・松田優作主演のハードボイルド映画を楽しく観ていました。
1978年『最も危険な遊戯』『殺人遊戯』
1979年『俺達に墓はない』『蘇える金狼』『処刑遊戯』
1980年『野獣死すべし』
私が大学2年から4年のときですね。ほとんどは封切り時に映画館(試写会も含めて)で観たと思います。面白かった印象は残っているんですが、30年以上も経ってしまうと、記憶にあるのは断片的な映像やセリフだけで、肝心のストーリーは、どれがどれやら、何が何やら状態です。
ちょっと前、レンタルビデオショップ内をふらついていたとき、『蘇える金狼』が目に飛び込んできました。特に理由はないのですが再鑑賞したくなって、その近くにあった『俺達に墓はない』とともにレンタル。帰宅後、さっそく観ました。――そうそう。これこれ。うわあ、面白いなあ。
しばらく間を置き、ほかの4作もレンタルしました。松田優作の魅力(&狂気の演技)爆発! いやあ、若いころに観ようが年くってから観ようが、面白いものは面白いですねえ。もう大満足です。
私の好みでトップ3を挙げるなら、『蘇える金狼』『殺人遊戯』『俺達に墓はない』となりましょうか(ただし、最も強烈なのは『野獣死すべし』の列車のシーン)。――まあ、こんなことを書いていても、数年もすれば、「どれがどれやら、何が何やら状態」になるんですよね(苦笑)。
テーマソングもいいなあ。>『蘇える金狼』
http://blog.goo.ne.jp/totuzen703/s/%B6%E2%CF%B5
私は、この二人に大藪春彦を加えて、大藪、村川、松田、黄金のトリオですね。
原作の「蘇る金狼」は、数多い大藪作品の中でも好きな作品です。
大藪春彦、見直されてもいい作家の一人ですね。
http://blog.goo.ne.jp/totuzen703/e/48c53e426d52a45c0bcbac67fda38291
そうしたいところなんですが、記事で採り上げた6作品のうち大藪春彦原作は『蘇える金狼』と『野獣死すべし』だけなんですよ。
だいぶ前、真木蔵人主演『蘇える金狼』を録画したのですが、まだ観ていません。またいずれ。