収録されている作品はすべて既読でして、新たに読む楽しみはありませんが、若いころからSFファンダムに関わってきた人間としては、こういう企画のアンソロジーには乗っちゃうしかないですね。
以下、読みもせずに、ぶつぶつ呟きます。
帯に「本格SFから奇妙な話、幻の傑作まで11の受賞作を収録」と書かれているけど、幻と言うほどの作品は見当たらないなあ。どれが幻の傑作なんだろ?
こういう表題だと、どうしても角川文庫のショートショート・アンソロジー『ひと粒の宇宙』(09)を想起しちゃうなあ。『てのひらの宇宙』ってタイトルもショートショート・アンソロジーっぽいなあ。でも違うんだよなあ。
どうでもいい呟きであります(笑)。



もう1冊、今日は九井諒子『竜の学校は山の上』イースト・プレス(11)も買いました。『ひきだしにテラリウム』イースト・プレス(13)で注目したマンガ家の処女作品集です。第2作品集『竜のかわいい七つの子』エンターブレイン(12)の前に、こちらを読んでおいたほうがいいかなと思って。
余談ながら――
書店へ行く途中、あまりにも桜がきれいだったので、しばしお花見していました(笑)。やっぱり桜はいいですねえ。
