「日本SF作家クラブと手塚治虫」3月1日~6月24日
これは楽しみ!!!!!

手塚治虫といえば、『手塚治虫マンガ文学館』ちくま文庫(01)を買いました。手塚治虫がマンガ化した、さまざまな文学作品を収録しています。この本には「オノレ・シュブラック」――アポリネールの「オノレ・シュブラックの失踪」のマンガ化作品も収録されていて、極論すれば、この1編を読むためだけに買ったようなものです。2009年12月29日の記事「アポリネールの短編集」にも書きましたが、ほんと、ショートショートの傑作!
生物学的見地における解説付きの「オノレ・シュブラックの失踪」。まさに手塚治虫ならでは、ですね。面白かったです。
ちくま文庫ではほかにもこういった独自の手塚治虫作品集を出しています。特に積極的に集めているわけではありませんが、気が向くと買っていて、書棚を眺めたところ――





ちょっと調べてみましたら、『手塚治虫音楽館』という本もあるようです。どこかで見たような気がしますが、音楽にはあまり興味がないから、買わなかったんでしょうね、きっと。
ちなみに、『手塚治虫小説集』にはショートショートも8編収録されています。