2013年01月27日

『手塚治虫マンガ文学館』

 手塚治虫記念館(宝塚)といえば、2年前に催された「星新一展~2人のパイオニア~」を思い出します。実に楽しい企画展でした。その手塚治虫記念館で、またも嬉しい企画展がスタートします。
    「日本SF作家クラブと手塚治虫」3月1日~6月24日
 これは楽しみ!!!!!
マンガ文学館.jpg
 手塚治虫といえば、『手塚治虫マンガ文学館』ちくま文庫(01)を買いました。手塚治虫がマンガ化した、さまざまな文学作品を収録しています。この本には「オノレ・シュブラック」――アポリネールの「オノレ・シュブラックの失踪」のマンガ化作品も収録されていて、極論すれば、この1編を読むためだけに買ったようなものです。2009年12月29日の記事「アポリネールの短編集」にも書きましたが、ほんと、ショートショートの傑作!
 生物学的見地における解説付きの「オノレ・シュブラックの失踪」。まさに手塚治虫ならでは、ですね。面白かったです。
 ちくま文庫ではほかにもこういった独自の手塚治虫作品集を出しています。特に積極的に集めているわけではありませんが、気が向くと買っていて、書棚を眺めたところ――
ミステリー傑作集.jpg マンガ演劇館.jpg 小説集.jpg
SF傑作集・異星人編.jpg SF傑作集・時間旅行者編.jpg
 ちょっと調べてみましたら、『手塚治虫音楽館』という本もあるようです。どこかで見たような気がしますが、音楽にはあまり興味がないから、買わなかったんでしょうね、きっと。
 ちなみに、『手塚治虫小説集』にはショートショートも8編収録されています。
posted by 高井 信 at 11:37| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください