

1958年のアメリカ映画です。
何度も書いていますように、もう私、『エイリアン』第1作が大好き! 確実に生涯ベスト10入りします。
これは観なければ! ――ということで、さっそく鑑賞。
うわあ、これはビミョー。確かに『エイリアン』との類似点が見受けられ、原点と言えないことはないですね。肝心のエイリアン(というかモンスター)が「あんなの(笑)」というのは、まあ50年代SF映画ということを考えれば許容範囲と思います。
ただし決定的な違いがあります。『エイリアン』の面白さは圧倒的だけど、『恐怖の火星探検』はさほどではないということです。『エイリアン』があるから観る気になり、『エイリアン』との比較が楽しい。――私にとって、そういう映画でした。
もう1本、『ヴァンパイアの惑星』という映画(1965年、イタリア/スペイン)も『エイリアン』の元ネタと言われているそうです。まだ観ていないので確かなことは言えませんが、こっちのほうが私好みみたいな……。
機会があれば、ぜひ観たいと思います。
この両作とも昔(1960年代後半か70年代前半)
東京12CHで見たことがあります。
当時12CHはこの手のB級C級作をよく放映してました
前者では宇宙船の中でバズーカを撃つシーンが記憶に
残っています。あとたしかこの作品は怪奇映画劇場の
ような枠で放映された作品でロッド・サーリングや
ピーター・カッシングの吹き替え等で知られる声優の
千葉耕一がオドロオドロに予告のナレーションをして
いた記憶があります。
後者が同じような怪奇映画の枠だったかどうかは記憶に
定かではありませんが、12CHの放映だったことは確かです。ありがちですが割合、気のきいたオチが付いていた
記憶があり、たしか宇宙船の船長(隊長?)の吹き替えを
黒沢良が演じていた記憶があります。
それはともかく、2作ともご覧になっているとはさすがです。
名古屋の怪奇映画マニアに尋ねたところ、『ヴァンパイアの惑星』のビデオをお持ちとのことで、貸していただけることになりました。ただし、無事に発掘できたら、ですが(笑)。
今年じゅうに観られたらいいな。
『ヴァンパイアの惑星』はオチにあっと思いましたが、「エイリアン」の元ネタとはとても思えませんでした。
一緒に買ったDVDで、火星に行ったら次から次へと怪物が襲ってくるというのがあり、これは面白いでした。
1950年代のB級SF映画はツッコミどころ満載で楽しいです。
でも実際、しょーもないんだけど、魅力があるんですよねえ。