そんなにたくさん読んだわけでもありませんが、けっこう深く印象に残っているマンガ家です。
メルヴィル原作『白鯨』や横溝正史原作『八つ墓村』、面白かったですねえ。私が読んだのは小学生のころだったか中学生になっていたか……確か講談社コミックス版だったと思います。当時読んだ本は手放してしまっているのですが、『八つ墓村』は何年か前に講談社漫画文庫版(1996年刊)を、『白鯨』は数ヶ月前に少年画報社・20世紀漫画叢書版(2004年刊)を買いました。『白鯨』は買っただけで、まだ読んでないのですが……(苦笑)。
追悼の気持ちを込めて、これから『白鯨』を読もうと思います。



ご冥福をお祈り申し上げます。
【追記】5月10日
影丸穣也・中城けんたろう『怪奇大作戦』マンガショップ(05)です。


白鯨はつい先日、ブラッドベリが脚本している映画を観ました。
鮮烈です。
あと1970年前後に少年マガジン(?)に前後篇で掲載された、「人食いトンネル」(?)という吉村昭の「灼熱隧道」を
原作(というよりモチィーフにしたというほうが正確かも)
という強烈な作品が忘れられません。
あと少年キングで円谷プロの「怪奇大作戦」の漫画版を
連載していて、どういう理由か分りませんが途中(たしか
二つ目のエピソードが終わって)他の漫画家に交代
してしまった事を記憶しております。
『怪奇大作戦』といえば、何年か前、マンガショップ版を買ったことを思い出しました。読んでませんが(苦笑)。
記事に書影と目次をアップしておきますね。