
今さら言うまでもないでしょうが、私は日本語が大好きです。とりわけ誤用には目がなく、毎年、この調査を楽しみにしています。
なるほど~。このような状況になっていますか。ふむふむ。
私的に注目するのは「雨模様」「姑息」「荒らげる」ですね。間違って使っている人が圧倒的に多いのではないでしょうか。(ちなみに、「雨模様」は「あまもよう」と読みます。「あめもよう」ではありません)
また、「号泣」を調査するなら「爆笑」も調査してほしかったと思います。「大笑い」の意味で使われることが多いのですが、本来の意味は違うのですよ。
いやあ、楽しいなあ。
「姑息」と「荒らげる」は私も間違えて使ってました。
私はこういった誤用にはあんまり気にならないのですが、うちの子供らが『全然おいしい』という言い方は気にさわります。「全然」って英語で言うと not at all いう否定形でしょう。
慣用句では誤用というより、間違えて覚えている人がいますなぁ。
プロレス解説の○藤○吉さんは「今日はメスオスを決する戦いです」とか「夢の泡と消えました」「自ら洞穴を掘りましたね」などとブチかまして我々を楽しませてくれました。
>うちの子供らが『全然おいしい』という言い方は気にさわります。
私も同感ですが、歴史的に見ると、「全然+肯定形」が主流だった時代もあったそうで……。日本語は奥深いです。