2011年06月15日

『幸福な生活』

 昨日、若いSFファンの友人Dくんが、
「高井さん、こんなの知っています?」
 と1枚の紙片を見せてくれました。――百田尚樹の新刊『幸福な生活』祥伝社(11)を紹介するフリーペーパーです。
フリーペーパー.jpg「へえ。ショートショート集なんだ。知らなかった。買わなきゃ」
 と読み始めた私に、
「ここ、すごいですよ」
 彼が指差したのは――
コメント.JPG
 おぎゃぎゃ、であります。もはや、あえてノーコメント(笑)。
 そんなわけで、さっそく書店に行き、買ってきました。
 ほかに、クラーク・アシュトン・スミス『ヒュペルボレオス極北神怪譚』創元推理文庫(11)も購入。『ゾティーク幻妖怪異譚』に続く、創元推理文庫オリジナルの作品集です。
幸福な生活.jpg ヒュペルボレオス極北神怪譚.jpg
 Dくん。楽しい情報をありがとうございました。こういうの、大歓迎です。これからもよろしくお願いします。
 いやしかし、新人かと思っていたら、私より1歳年上なんですね。>百田尚樹
posted by 高井 信 at 15:56| Comment(4) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
百田さんは長年放送作家として「探偵!ナイトスクープ」などで構成作家をしていた方だそうです。勤務校の図書室にも何冊か入れていますが、なかなか人気があるようでよく借りられています。
扱うテーマが多岐にわたっているのは放送作家時代の蓄積があるからなのでしょうが、ショートショートまで書いているとは知りませんでした。
Posted by t-kita at 2011年06月15日 23:57
どこかで見た名前だなあと思いつつ、即座にはピンときませんでしたが、略歴を読んで――「探偵!ナイトスクープ」かあ。
 番組にも何度か出演されていましたよね。
Posted by 高井 信 at 2011年06月16日 08:42
百田尚樹先生は、朝日放送系のテレビジョン番組「ラブアタック」にも登場していたようですが、いつも黄色いヘルメットを被って、手にポカリ・スエットを持っていた、あの人だったのかな。
 番組進行の、和田アキ子さん、お気に入りの人物だったようです。
 朝日放送系のテレビジョン番組「探偵! ナイトスクープ」から生まれた本、
 松本修「全国アホ・バカ分布考ーーはるかなる言葉の旅路」 (新潮文庫)
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4101441219/ref=redir_mdp_mobile/376-6374005-1907767 )
 にも登場していて、即興で、方言を題材にした時間旅行SFを作り、粗筋を語る場面がありました。
Posted by 橘まるみ at 2011年06月17日 20:10
「ラブアタック」ですか。懐かしいですね。
『全国アホ・バカ分布考』も懐かしいです。ぱらぱらと眺めますと、おお、確かに「百田君」が登場。もう完全に忘れていました。
Posted by 高井 信 at 2011年06月18日 06:20
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