ちょっとした事情がありまして、〈星CON〉のことを調べていたところ、『星CONⅢ非公式記録』エヌ氏の会(1980・12・1発行)に、「星ヅルのハネ(真弓裕美子)」というレポートが掲載されていることに気がつきました。

星ヅルは、一般的に白なのでありますが、地域によって色が違ってくることが判明したのであります。アメリカ産のブルーとソビエト産の赤が、現在当局の手に入ったものでこれは星CONでお分けしたものであります。今回新しくピンク色のハネが発見されました。これは世にもめずらしい「メスの星ヅルのハネ」ではないかと当初いわれておりました。しかし、このピンクのハネは、星ヅルの中でも最も強いプロレスラーアトミック星ヅルのハネという説が有力になりました。
なるほど~。私所有の「白」は一般的で、山本孝一さん所有の「ピンク」はレアなんですか。
私、〈星CONⅢ〉に参加しましたし、『星CONⅢ非公式記録』も読んでいるはずなんですが、すっかり忘れていました。
あ。〈星CON〉というのは、星新一さんを囲むファンの集いの名称です。その3回目となる〈星CONⅢ〉は1980年5月24~25日、浜名湖畔の旅館で開催されました。
>このピンクのハネは、星ヅルの中でも最も強いプロレスラーアトミック星ヅルのハネという説が有力になりました。
アトミックというのは力道山時代の実在の覆面レスラーなんですが
(ミスター・アトミックという名は、来日時だけのリングネームで
当時の「アトミックおぽん」という漫画から取ったという説があります)
ミスター・アトミックの覆面は赤色でした。
私はモノクロテレビで見ていたので黒覆面と思ってましたが。
それがなぜピンク色なのか、真弓裕美子さんに聞きたいところです。
私もその〈星CON〉に参加しましたが、朝に浜名湖畔のウナギの養殖場に
いったら、イワシの束を養殖池に投げ入れると、何百というウナギが群れてきて
あっという間にイワシを骨だけにしてしまいびっくりしたのをおぼえてます。
高井さんも一緒に見学に行ったのでは。
30年も前のことですからねえ。
>それがなぜピンク色なのか、真弓裕美子さんに聞きたいところです。
たぶん、当の真弓さんも忘れているのでは?(笑)
いずれにしても、ピンクはレアらしいので、大事にしてくださいね。
ウナギの養殖場見学の件。
>高井さんも一緒に見学に行ったのでは。
初日の午前中ですよね。
全く覚えていないのですが、『星CONⅢ非公式記録』によると、私は初日の午後から参加したみたいです。
私は星新一さん、新井素子さんと3人で東京から新幹線に乗り、会場入りしたのですよ。いま思えば、とんでもなく贅沢な時間でしたね。
1月9日に半客会のメンバー4名と、手塚治虫記念館へ行ってきました。高井さんからの出展物が多々あり、星さんとの交流の深さがよくわかりました。
私も星さんのサイン色紙を1枚、山本孝一さんからいただいたものがあります。「親切第一」と書かれていますが、残念ながら星ヅルはいません。
星ヅルを一番最初にみたのは「宇宙人ピピ」でしょうか。突然現れて画面をムシャムシャ食べる鳥という記憶があります。
スティーブン・キングの「ランゴリアーズ」みたいなやつですね。
手塚治虫記念館に行かれたとのこと。お楽しみいただけたと確信しています。
>星ヅルを一番最初にみたのは「宇宙人ピピ」でしょうか。
私は『宇宙人ピピ』を観た記憶がないんですよね。世田谷文学館の「星新一展」で上映されていて、初めて観ました。一話だけでしたが、面白かったです。