
いつもありがとうございます。>石原さん
毎号楽しく拝読させていただいていますが、今回また、嬉しい企画がスタートしました。その昔に野田昌宏さんが出していた「SFイラスト・ライブラリー」の紹介です。
「Hard SF Laboratory」から抜粋しますと――
今から41年前、1968年の暮れのこと、野田昌宏大元帥が、アメリカ古典SF雑誌の表紙絵や本文中のイラストを、ファンにお分けするというパンフレットをお出しになりました。―中略―
表紙はカラースライド、イラストはモノクロの印画紙(後にオフセット印刷)です。―中略―
これは「SFイラスト・ライブラリー」と名付けられ、同人誌に近い形で解説が付き、たぶん第六号まで出ました。
1968年といいますと、私は11歳。まだSFにも目覚めておらず……。

当然、アメリカ古典SF雑誌(いわゆるパルプ雑誌)にも興味を持っていました。何とも言えない魅力があるんですよね。>パルプ雑誌
今回、「Hard SF Laboratory」を読んでいて、10年ほど前に入手したCD-ROMを思い出しました。
野田昌宏・責任編集『NODA COLLECTION パルプSFマガジンの世界 篇』です。1999年の発行で、制作はスタジオ・エフェックス、Octopus Trap、松川商会。
「ごあいさつ」には、以下のように書かれています。

SFは絵です。温故知新。このコレクションが新しいSFシーンを触発できれば幸いです。
要するに、パルプ雑誌の表紙画像を収めたCD-ROMなんです。全27種のパルプ雑誌の表紙が、どーっさり。
「Hard SF Laboratory」に触発されて、久しぶりにCD-ROMをパソコンにセットしました。画像を眺め、タイムスリップをした気分を味わっております。
> SFは絵です。温故知新。
う~~~む、納得。