某古書市で、鈴木敬信『生きている宇宙』新潮社・少国民の科学(58)を買いました。星新一の処女出版『生命のふしぎ』がラインナップにあることで知られている科学解説叢書(全10巻)の1冊です。
私がこの叢書を買うのは、その星新一『生命のふしぎ』と矢野徹『雷からテレビまで』に続いて3冊目です。この2冊を買ったのは遥か昔、大学生のころでした。確か神保町の古書街だったような……。あのころ(30年前)はちょくちょく端本を見かけましたが、最近は見ないですねえ。
ショートショートと関係ありませんが、書影を見る機会も少ないと思いますので、ここに掲載しておきます。左から、鈴木敬信『生きている宇宙』(58)、矢野徹『雷からテレビまで』(58)、星新一『生命のふしぎ』(59)です。
鈴木敬信は天文学者で、フレッド・ホイルなどの翻訳も手がけています。
書棚を見回しましたら、以下の3冊の訳書が目につきました。いずれも大昔に買ったものです。
フレッド・ホイル『暗黒星雲』法政大学出版局(58)/法政大学出版局・コスモスブックス(74)*新装版
ヴェリコフスキー『衝突する宇宙』法政大学出版局(66)*改訂版
なつかしい名前ですね。
「10月1日では遅すぎる」名作でした。
ホイルと言えば、ちょっと前に『アンドロメダのA』が映画化されましたが、その邦題は『スピーシーズNEO』でした。本家『スピーシーズ』シリーズとは無関係で、便乗するにもほどがありますね(笑)。まあ、映画自体は悪くなかったですけれど。