2009年11月29日

少国民の科学

 今日の記事は古本マニア向けです。
 某古書市で、鈴木敬信『生きている宇宙』新潮社・少国民の科学(58)を買いました。星新一の処女出版『生命のふしぎ』がラインナップにあることで知られている科学解説叢書(全10巻)の1冊です。
 私がこの叢書を買うのは、その星新一『生命のふしぎ』と矢野徹『雷からテレビまで』に続いて3冊目です。この2冊を買ったのは遥か昔、大学生のころでした。確か神保町の古書街だったような……。あのころ(30年前)はちょくちょく端本を見かけましたが、最近は見ないですねえ。
 ショートショートと関係ありませんが、書影を見る機会も少ないと思いますので、ここに掲載しておきます。左から、鈴木敬信『生きている宇宙』(58)、矢野徹『雷からテレビまで』(58)、星新一『生命のふしぎ』(59)です。
生きている宇宙.JPG 雷からテレビまで.JPG 生命のふしぎ.JPG

 鈴木敬信は天文学者で、フレッド・ホイルなどの翻訳も手がけています。
 書棚を見回しましたら、以下の3冊の訳書が目につきました。いずれも大昔に買ったものです。
 フレッド・ホイル『暗黒星雲』法政大学出版局(58)/法政大学出版局・コスモスブックス(74)*新装版
 ヴェリコフスキー『衝突する宇宙』法政大学出版局(66)*改訂版
暗黒星雲.JPG 暗黒星雲(新装版).JPG 衝突する宇宙.JPG
posted by 高井 信 at 10:38| Comment(2) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
フレッド・ホイル
なつかしい名前ですね。
「10月1日では遅すぎる」名作でした。
Posted by 雫石鉄也 at 2009年11月29日 16:02
面白かったですねえ。私も懐かしいです。
 ホイルと言えば、ちょっと前に『アンドロメダのA』が映画化されましたが、その邦題は『スピーシーズNEO』でした。本家『スピーシーズ』シリーズとは無関係で、便乗するにもほどがありますね(笑)。まあ、映画自体は悪くなかったですけれど。
Posted by 高井 信 at 2009年11月29日 18:42
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