
ジョン・カーペンターって好きな映画監督の1人で、『遊星からの物体X』以外では『ニューヨーク1997』も超がつくくらい大好きな映画です。どうでもいいことですけど、私の処女長編『名古屋1997』トクマ・ノベルズ・ミオ(87)は、この映画のタイトルに影響を受けています。――というか、真似です(笑)。
この2作は別格として、ほかにも『フィラデルフィア・エクスペリメント』『ゼイリブ』『ヴァンパイア 最期の聖戦』『ゴースト・オブ・マーズ』など、好きな映画が目白押しです。ふと思えば『フィラデルフィア・エクスペリメント』は、もしも原作小説があるのなら、創元SF文庫のアンソロジー『時の娘』に採録されてもいいような傑作ですね。
で、唐突ですが……。
ジョン・ウインダム、好きです。中学生のときに読んだ『トリフィド時代』創元推理文庫(63)は衝撃的で、次から次へとウインダムの長編に手を伸ばしました。『呪われた村』『さなぎ』『海竜めざめる』『地衣騒動』……。『トリフィド時代』の別訳版『トリフィドの日』ハヤカワSFシリーズ(63)も読んじゃいました。もちろん、唯一の邦訳短編集『時間の種』創元推理文庫(66)も。
『トリフィド時代』の次に好きなのは『呪われた村』です。1960年に『未知空間の恐怖/光る眼』というタイトルで映画化。この映画、けっこう好きでして、それをカーペンターがリメイクすると知ったときは嬉しかったのですが、肝心の映画『光る眼』(1995年製作)は……。
『続・光る眼/宇宙空間の恐怖』(1963年製作)という映画もあります。昨年でしたか、『未知空間の恐怖/光る眼』とのカップリングDVDを買ったんですが、ずっと放置していました。映画も小説も、とりあえず手元にあれば満足しちゃって、なかなか観たり読んだりしないのが悪い癖です(苦笑)。
『遊星よりの物体X』を観たついでに『続・光る眼』も観ようかと思い、つい先ほど観終わりました。
あ、そうそう。
前作『光る眼』を観たときもそうでしたが、この『続・光る眼』でも、『8マン』のエピソード「超人類の巻」を想起してしまいました。もちろんストーリーは全く違っていますけれど、子どもたちの描かれ方が似ているんですよね。そんなことを感じるのは私だけでしょうか。
さて。
大好きな『トリフィド時代』も1962年に映画化されています。私が観たのは高校時代にテレビ放映されたもので、そのときのタイトルは『SF 人類SOS 恐怖の殺人植物』でした。覚えているのは、しょぼいトリフィド、呆気ない最期(笑)。
以来、1度も観る機会に恵まれていません。
なんだか無性に観たくなってネット検索してみたら、おお! なんと来週、廉価版DVDが発売されるではありませんか。――予約注文しました。
『トリフィドの日』ですが、その後BBCのTVミニシリーズでも映像化されていて、『ザ・デイ・オブ・ザ・トリフィド』の題名でDVD化されております。
ご参考までに。
>数日遅れのコメントですみません。
いえいえ、何ヶ月遅れだろうと、コメントは大歓迎です。
TVミニシリーズの情報、ありがとうございます。知りませんでした。
観たいな~とネット検索したところ、買うには二の足を踏む値段で……。>DVD
レンタル・ショップにあればいいんですが、こういうのはあまり置いてないですよね。しばらく悩みそうです。
とりあえずは、予約注文したDVDがそろそろ届くころと思いますので、そちらを楽しもうと思います。
アマゾンに発注したものでして、アカウントサービスを確認したら「未発送」表示でした。発売が延期されているとはなっていなくて、?です。
商品の確保ができない可能性もあるそうで、そうならないことを祈ります。
今晩にでも観ようかと考えています。約35年ぶりの鑑賞になるわけで、楽しみなような恐いような……。