初めて読んだ曾野さんの作品は「長い暗い冬」ではなかったかと思います。筒井康隆編『異形の白昼』に収録された1編。結末で――うぎゃっ、でありましたよ、ほんと。
追悼するなら、やはり「長い暗い冬」――ということで、『蒼ざめた日曜日 曾野綾子恐怖小説集』桃源社(71)と『七色の海』出版芸術社・ふしぎ文学館(94)を取り出してきました。この作品はどちらにも収録されています。
久しぶりに読み返した「長い暗い冬」はやはり傑作でした。ぞくぞくっ。


楽しい時間をありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。