2025年02月28日

『星に届ける物語』ほか

◎『星に届ける物語 日経「星新一賞」受賞作品集』新潮文庫(25)
 星新一賞・一般部門グランプリの11編を収録。この収録作品数からもわかりますように、本書はショートショート集ではありません。短編集です。星新一賞と聞くとショートショートの賞を連想される方が多いでしょうけれど、「規定字数:10,000文字以内」――10,000文字は400字詰め原稿用紙に換算すると30枚くらいで、すなわち、この賞で求められているのは短編なんですよね。下限はないのでショートショートでも応募はできますが。
◎直野祥子『毛糸のズボン 直野祥子トラウマ少女漫画全集』ちくま文庫(25)
 1971年~73年にかけて発表された短編14編を収録。購入即読了しました。
 表4に――
>70年代の少女たちを恐怖のどん底に陥れた直野祥子のトラウマ少女漫画
 とあります。いや確かに、子どものころにこれを読んだらトラウマになるかもしれません。
星に届ける物語.jpg 毛糸のズボン.jpg
posted by 高井 信 at 19:08| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ぼくを探しに』『歩道の終るところ』

◎シェル・シルヴァスタイン『ぼくを探しに』講談社(77/新装版79)
◎シェル・シルヴァスタイン『歩道の終るところ』講談社(79)
 シルヴァスタインの本は以前、『天に落ちる』講談社(01) を買いました。不思議な作家ですねえ。
ぼくを探しに.jpg 歩道の終るところ.jpg
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2025年02月27日

『Dの犯科帳 狼の邪悪なうた』通販開始

 先日紹介しましたディーノ・ブッツァーティDの犯科帳 狼の邪悪なうた』創林新書ワイド(25)の通販が創林舎サイトにて始まりました。→販売ページ
Dの犯科帳 狼の邪悪なうた.jpg

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TVドラマ『ギフテッド 新世代X-MEN誕生』

 映画『X-MEN』シリーズが大好きで、いずれの作品も複数回観ています。ことに初期の5作はスーパー大好きで、それぞれ5回以上観ているような……。
 ということで、TVドラマ・シリーズです。映画『X-MEN』のスピンオフ・ドラマには『レギオン』と『ギフテッド 新世代X-MEN誕生』がありますが、どちらも1回観ただけです。
『レギオン』はいまひとつだったけど、『ギフテッド 新世代X-MEN誕生』は面白かったな。え~と。シーズン1は2018年に、シーズン2は2019年に観たのか。(例によって)どんな話だったか忘れてるなあ。
 よーし。観よーっと。
ギフテッド 新世代X-MEN誕生.jpg

『新編 怪奇幻想の文学6 奇蹟』

◎監修:紀田順一郎・荒俣宏/編:牧原勝志『新編 怪奇幻想の文学6 奇蹟』新紀元社(25)
 版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 全6巻、これにて完結です。
 帯に――
>この叢書は、自由な想像力が創りだす世界への、格好の道案内となることだろう。
 と書かれています。前巻までは「本書は」でしたが、この最終巻では「この叢書は」となりました。
 怪奇幻想ファンへの最高のプレゼントですね。ありがとうございます。
新編 怪奇幻想の文学6.jpg 新編 怪奇幻想の文(全6巻).JPG
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2025年02月26日

『蝶男』ほか

◎メヒス・ヘインサー『蝶男 エストニア短編小説集』葉っぱの坑夫(22)
 100ページほどの本に10編収録。
◎西崎憲編『kaze no tanbun 特別ではない一日』柏書房(19)
「短文」アンソロジー。「短文」とは、「小説でもエッセイでも詩でもない、ただ短い文。しかし広い文。」とのこと。
◎清水義範『はじめてわかる国語』講談社(02)
 清水義範の日本語関係本、面白いです。
蝶男.jpg 特別ではない一日.jpg はじめてわかる国語.jpg
◎菊地秀行・佐野史郎邪神ホラー傑作集 クトゥルー怪異録』学研M文庫(00)
『クトゥルー怪異録 極東邪神ホラー傑作集』学研ホラーノベルズ(94)の文庫化。元版は持っていますが、表紙絵に惹かれました。
クトゥルー怪異録(学研M文庫).jpg クトゥルー怪異録.jpg
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2025年02月25日

TVドラマ『バットマン』

 ここ数日、映画を観る気がしません。いささか集中的に観すぎたかも。
 しばし考え、今夜はTVドラマ『バットマン』(の続き)を観ることにしました。え~と、シーズン1の19話からですか(→この記事参照)。
 では、スタート。
バットマン(TVドラマ).jpg
posted by 高井 信 at 18:33| Comment(1) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月24日

『虎紳士』

◎ジャン・フェリー『虎紳士』エディション・イレーヌ(25)
 全21編収録。各編は極めて短いです。これは読むのが楽しみ~~。
虎紳士.jpg 虎紳士(帯).jpg
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2025年02月23日

「山陽小野田市ショートショート」

◎「山陽小野田市ショートショート」山口県立小野田高等学校総合文化部(21)
◎「おかわり山陽小野田市ショートショート~だんご のち 未来~」山口県立小野田高等学校総合文化部(22)
◎「まんぷく?山陽小野田市ショートショート~ユメ みる だんご~」山口県立小野田高等学校総合文化部(23)
◎「おさんぽ山口県ショートショート~のんびり 道草~」山口県立小野田高等学校総合文化部(23)
◎「LOVE山口県ショートショート~しあわせ みいつけた~」山口県立小野田高等学校総合文化部(24)
 以前、香川真澄さんにショートショートの冊子「山口県ショートショート」を2冊送っていただきました(→この記事)。その際、「ほかにもあり、手配中。入手したら送りますね」と。
 本日、5冊が到着。入手困難であろうショートショートの資料です。本当にありがとうございます。……が、「おさんぽ山口県ショートショート~のんびり 道草~」は前にも送っていただいていて、ダブってしまいました。ショートショート仲間に回そうと思います。
 前回送っていただいた「ず~っと山口県ショートショート~これからも いっしょに~」山口県立小野田高等学校総合文化部(24)も含め、全6冊すべての書影をどうぞ。
山陽小野田市ショートショート.jpg おかわり山陽小野田市ショートショート~だんご のち みらい~.jpg まんぷく?山陽小野田市ショートショート~ユメ みる だんご~.jpg
おさんぽ山口県ショートショート~のんびり 道草~.jpg LOVE山口県ショートショート~しあわせ みいつけた~.jpg ず~っと山口県ショートショート~これからも いっしょに~.jpg
 2021年、22年発行の3冊は「山陽小野田市ショートショート」で、23年以降の3冊は「山口県ショートショート」というタイトルになっています。これは、対象範囲を山陽小野田市から山口県全体に広げたから、です。
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『Dの犯科帳 狼の邪悪なうた』

 ディーノ・ブッツァーティ『Dの犯科帳 狼の邪悪なうた』創林新書ワイド(25)を訳者の香川真澄さんよりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 ブッツァーティのルポルタージュ作品集で、全8本収録。「日本で起きた怪事件」には吉展(よしのぶ)ちゃん誘拐殺人事件も取り上げられていて、興味津々。調べてみますと、事件が起きたのは1963年3月31日で、吉展ちゃんは4歳。当時、私は5歳です。親から誘拐の恐ろしさを何度も聞かされたことを思い出します。もう62年も前のことなんですねえ。
 ほかのルポ作品も面白そうで、読むのが楽しみです。
Dの犯科帳 狼の邪悪なうた.jpg

【追記】2月25日
 書肆盛林堂での通販が始まりました。販売ページはこちらです。

【追記2】2月27日
創林舎サイトにて通販が始まりました。→販売ページ
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DVD『時をかける少女』

 映画『時をかける少女』(2010年)の「DVD完全生産限定版」を買いました。映画本編は以前に観ています(→この記事)し、DVDも持っています(下の画像、右側)。このDVDを買ったのは、特典ディスクに収録されているスピンオフムービー『光の惑星』目当てです。近いうちに観ようと思っています。
時をかける少女(限定版).jpg 時をかける少女(レンタル版).jpg
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『今昔ポルノ物語』ほか

◎興津要『今昔ポルノ物語』月刊ペン社(72)
 短い艶笑譚がどっさり。
◎手塚治虫『ぼくのマンガ人生』岩波新書(97)
 1986年~88年の講演記録から「子供時代にはじまるマンガ家としての人生をまとめたもの」とのこと。ほぼ自伝?
◎矢部太郎『大家さんと僕』新潮文庫(24)
 以前から気になっていました。
今昔ポルノ物語.jpg ぼくのマンガ人生.jpg 大家さんと僕.jpg
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2025年02月22日

『あるフィルムの背景』

◎日下三蔵編/結城昌治『あるフィルムの背景 ミステリ短篇傑作選』ちくま文庫(17)
 13編収録の傑作選。結城昌治の小説って、ショートショートしか読んだことがないかもしれません。
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2025年02月21日

映画『ウォンテッド』

 映画『ウォンテッド』(2008年)を観ました。
 主人公役はジェームズ・マカヴォイ――って、若き日のプロフェッサーXではありませんか。嬉しいんだけど、吹き替えがイマイチだなあ、なんて思って確認すると、吹き替えを担当しているのはDAIGOでした。ああ、そうですか(落胆)。
 陰謀と復讐のドラマ。そして超能力。(吹き替え問題を除けば)楽しく観られましたが、主人公が「能力」に目覚めるのがもうちょっと早ければ、もっと楽しめたと思います。
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ウォンテッド(あらすじ).jpg
posted by 高井 信 at 19:32| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『忍者アメリカを行く』

◎中田耕治『忍者アメリカを行く』三一書房・ハードボイルド・シリーズ(68)
 表題作(長編)に「ショート・ショーター・ショーテスト」と「スプーフ」を収録。「ショート・ショーター・ショーテスト」はショートショート15編。「スプーフ」はパロディ連作4編。各編は短く、ん? ショートショート?
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2025年02月20日

『魔法の学校』ほか

◎ミヒャエル・エンデ『魔法の学校 エンデのメルヒェン集』岩波少年文庫(17)
『魔法の学校 エンデのメルヒェン集』岩波書店(96/19編収録)より10編を収録。
◎日本語倶楽部編『語源の謎 なぜ、この漢字が使われる?』KAWADE夢文庫(22)
 日本語の蘊蓄本、好きです。
魔法の学校(岩波少年文庫).jpg 魔法の学校.jpg 語源の謎.jpg
◎外山滋比古『忘却の整理学』ちくま文庫(23)
>時代を超える〈知のバイブル〉『思考の整理学』の続編、待望の文庫化
 おお、『思考の整理学』の続編!
>〈忘却〉はあなたにとって最大の武器だ
>「忘れる」ことはイケないこと
>それはとんでもない勘違いだった
 おお、なんとありがたい言葉!
◎増本康平『老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの』中公新書(18)
 加齢で得るものがあるのか!(嬉)
 記憶力に全く自信がなくなった昨今、以上2冊は希望を与えてくれそうです。
◎ライフ・サイエンス研究班編『昆虫 信じられない能力に驚く本』KAWADE夢文庫(17)
 昆虫の蘊蓄集、好きです(→この記事ほか参照)。帯を見ただけで楽しくなりました。
忘却の整理学.jpg 老いと記憶.jpg 昆虫 信じられない能力に驚く本.jpg
昆虫 信じられない能力に驚く本(帯1).jpg
昆虫 信じられない能力に驚く本(帯2).jpg
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2025年02月19日

映画『ブラッディ・バレンタイン〔完全版〕3D』

 映画『ブラッディ・バレンタイン〔完全版〕3D』(2009年)を観ました。映画自体は1年ほど前――昨年1月20日に2D版を観ています(→この記事)。今回の主目的は3D映像を楽しむこと、です。
 ほぼ全編、奥行きのある映像が流れます。時おり、画面から飛び出して、こちらにぐわーっと。
 迫力ある映像を楽しませてもらいましたが、映像自体は2Dのほうが鮮明です。3Dと2D、一長一短あり、3Dの迫力は魅力的ですけれども、どちらかと言えば私は2Dのほうが好きかな。
ブラッディ・バレンタイン3D.jpg
ブラッディ・バレンタイン3D(あらすじ).jpg
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『絵物語』

◎ディーノ・ブッツァーティ『絵物語』東宣出版(16)
 以前、図書館で借りて読みました(→この記事)。ショートショート集と言えるか微妙なところではありますが、手許に置いておきたくて購入。
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『アポロの歌』

 手塚治虫『アポロの歌』を原作とするドラマがスタートしました(→番組サイト)。残念ながら名古屋は放送エリア外で視聴できませんが、関西在住の方に録画をお願いしていますので、いずれ。
 その前に、原作マンガを読むことにしました。この作品を最初に読んだのは中学生のときです。その後、1回は読み返したと思いますが、ずいぶん前のことで、内容はほとんど忘れちゃっています。新鮮な気持ちで楽しく読むことができました。
 この話がどのようにドラマ化されているのでしょうか。ドラマを観るのが楽しみです。
アポロの歌.jpg
 書影は集英社文庫(95)。私が中学生のときに読んだのは、もちろんこの本ではありません。手許になく確認できませんが、おそらく「COM別冊」(76)です。
posted by 高井 信 at 07:44| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月18日

映画『シンティラ・プロジェクト』

 映画『シンティラ・プロジェクト』(2014年)を観ました。
>地下実験室で生まれた、地球外生命体と人類を結合させた「存在」とエリート傭兵部隊との息詰まる闘い。
 序盤、そんな怪物など出そうにない雰囲気なのですが、一行が地下施設に足を踏み入れる開始30分あたりから不穏な空気が流れ始めます。やがて「存在」が姿を現し、徐々にその正体が明らかになっていきますが……。
 お目当ての、「存在」との闘いは最終盤の数分と短く、息詰まるというほどの緊張感はありませんでした。う~~む。地下という閉鎖空間でのモンスターとの死闘を期待していたんですけれどねえ。「存在」の造型も、ほぼ人間ですし……。
 昨日の『彼女はパートタイムトラベラー』と同じく――
 思ってたんと、ぜんぜん違う~。――でした。残念。
シンティラ・プロジェクト.jpg シンティラ・プロジェクト(あらすじ).jpg
posted by 高井 信 at 19:04| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする