2025年01月31日

『8つの物語』ほか

◎千街晶之『読み出したら止まらない! 国内ミステリー マストリード100』日経文芸文庫(14)
 大矢博子読み出したら止まらない! 女子ミステリー マストリード100』は所有。杉江松恋『読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100』という本も出ているそうで、見かけましたら。
◎最果タヒ『きみの言い訳は最高の芸術』河出書房新社(16)
 エッセイ集。何気なく手に取ったらサイン本でした。
◎フィリッパ・ピアス『8つの物語 思い出の子どもたち』あすなろ書房(02)
 先日、長編『トムは真夜中の庭で』 を読んだフィリッパ・ピアスの短編集です。8編収録。
国内ミステリー マストリード100.jpg きみの言い訳は最高の芸術.jpg 8つの物語.jpg
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2025年01月30日

映画『ブラッド・シップ』


 映画『ブラッド・シップ』(2022年)を観ました。
 第二次世界大戦末期、ドイツ軍に撃沈され、救命ボートでなんとか逃げ出した7人は大西洋を漂流中にナチスの戦艦に遭遇する。このまま海を漂っていても死を待つのみ。意を決して、戦艦に乗り込むが、船内に人の気配はなく、不気味な死体ばかりだった。そして、彼らをストリゴイ(吸血鬼)一家が待ち受ける!
 面白かったです。
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『ハナコイノベル。』

◎大友花恋『ハナコイノベル。』集英社オレンジ文庫(25)
 29編(+プロローグ)収録。超幅広の帯が付いていて帯を外すと表紙が姿を現します。
ハナコイノベル。.jpg ハナコイノベル。(帯なし).jpg
 買ったばかりで、ぱらぱらっと眺めただけなのですが……。
 文頭を1字下げないのはなぜだろう。
 1行から数行おきに意味もなく(と思えます)1行あけるのはなぜだろう。
 3点リーダーが1マス分だったり2マス分だったりするのはなぜだろう。
 私にとっては読みづらいだけなのですが、作者はもちろん、編集者もこれがいいと思っているわけですよね。で、おそらく読者も。う~~む。小説の内容以前に、ジジイはついていけません。
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2025年01月29日

『星の牧場』ほか

 私としては珍しく、長編を買いました。いずれも、ちょっと気になっていまして。
◎庄野英二『星の牧場』角川文庫クラシックス(76)
◎村山早紀『百貨の魔法』ポプラ文庫(21)
◎ジョン・ディクスン・カー『火刑法廷』ハヤカワ・ミステリ文庫(76)
星の牧場.jpg 百貨の魔法(文庫).jpg 火刑法廷.jpg
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『ポリフォニック・イリュージョン』ほか

◎飛浩隆『ポリフォニック・イリュージョン 飛浩隆初期作品集』河出文庫(21)
『ポリフォニック・イリュージョン 初期作品+批評集成』河出書房新社(18)の文庫化(2分冊)の1冊。文庫化にあたってショートショート5編を増補。もう1冊はこちらに。
◎国立国語研究所編『日本語の大疑問2』幻冬舎新書(24)
『日本語の大疑問 眠れなくなるほど面白い ことばの世界、面白かったです。
◎清水良典『あらゆる小説は模倣である。』幻冬舎新書(12)
 確かにそうかもしれませんけど、私の実体験からの感覚では「模倣から始まる」です。
ポリフォニック・イリュージョン.jpg 日本語の大疑問2.jpg あらゆる小説は模倣である。.jpg
◎神田澪『恋はいつも少し足りない 140字で切ない結末』宝島社(24)
 140字小説集。この手の本をどう扱うか、悩ましいです。
◎冬の夜空『すべての恋が終わるとしても 140字の忘れられない恋』スターツ出版(24)
 同上。
◎バリー・ユアグロー『東京ゴースト・シティ』新潮社(21)
恋はいつも少し足りない.jpg すべての恋が終わるとしても 140字の忘れられない恋.jpg 東京ゴースト・シティ.jpg
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2025年01月27日

映画『バーフバリ 伝説誕生』


 映画『バーフバリ 伝説誕生』(2015年)を観ました。面白いという話は聞いていて、気になりつつも、なんとなく観ないままに過ごしてきた作品です。
 古代インドを舞台にした冒険映画。楽しく観ていたのですが、え? ここで終わり?
 ふむ。続編『バーフバリ 王の凱旋』(2017年)を観よ、ということですね。そうかあ。面白い映画ではありますが、私の場合、そんなにハマるというほどではありません。続編はまたの機会に。
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2025年01月26日

映画『ゾンビ・ブライド』

 映画『ゾンビ・ブライド』(2013年)を観ました。私としては珍しく、邦画です。
>不倫相手に殺害されたOLの嶋沢愛里(29)は朝目を覚ますとゾンビになっていた。ゾンビと言っても意識はあり、言葉も喋れる。しかしその顔をはどう見ても生きている人間の顔ではなかった。
 なんじゃそりゃ。わはは。どうせ出落ち作品だろうと思って観始めたのですが、そうではありませんでした。あちこちで、死んだ人間がゾンビ化する現象が起こっており、主人公のゾンビ化はその一例に過ぎなかったのです。放っておくと、ゾンビ化(腐敗化)が進みます。ゾンビ化を遅らせるためにはアンチエイジングとして人肉を喰らう必要あり。ゾンビとしての生き方を導いてくれる先輩ゾンビや、ゾンビに好意的な人間との交流もあります。なんとものどかなゾンビ映画。ホラーというより人情喜劇ですね。あまり期待せずに観始めたのですが、いいほうに裏切られました。ほのぼのと、楽しかったです。

 人間の意識を保ったままゾンビ化していく映画というと、『スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界を思い出しますが、もちろん『ゾンビ・ブライド』は全然違います。
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映画『タイムリーパー 未来の記憶』


 映画『タイムリーパー 未来の記憶』(2019年)を観ました。
 未来予知とタイムリープがごっちゃになっていて混乱しますが、中盤以降、徐々に両者の関係が明らかになっていきます。完全に腑に落ちたかと言われれば、微妙なところではありますけれど。
 ちゃんと理解するにはもう一度観ないといけないなあと思いつつも、ストーリー自体は、愛する女性を救うためにタイムリープを繰り返すという、まあ、言ってしまえばありふれたものですし、何度も観る映画でもないかなあ、と。
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2025年01月25日

映画『パーム・スプリングス』


 映画『パーム・スプリングス』(2021年)を観ました。
 タイムループ・ラブコメ映画です。タイムループものは大好物なので期待していたのですが、タイムループもラブコメも中途半端。つまらないわけではなく、観ている間は楽しめたのですけれど、期待を満足させるほどではありませんでした。贅沢を言ってはいけませんかねえ。
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2025年01月24日

映画『The Witch/魔女』


 映画『The Witch/魔女』(2018年)を観ました。
 遺伝子操作によって生み出された超能力者たち。その研究所から逃げ出した、超強力な能力を持つ少女が主人公です。当然のことながら、少女を追う組織の超能力者たちとの凄絶な戦いが繰り広げられます。ちょくちょく書いていますように、超能力バトルは私の大好物です。楽しい!
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『魚が出てきた日』ほか

◎ケイ・シセリス『魚が出てきた日』角川文庫(71)
 同題映画のノベライズ。学生時代、ソフトカバー版(集英社/68)を買いました(まだ家にあるか不明ですが)。懐かしくなって購入。
◎フランス・ドルヌ+小林康夫『日本語の森を歩いて フランス語から見た日本語学』講談社現代新書(05)
 帯を見た瞬間、興味がもりもりと。
魚が出てきた日.jpg 日本語の森を歩いて.jpg
帯・表.jpg
帯・裏.jpg
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2025年01月23日

『トムは真夜中の庭で』

 今日はフィリパ・ピアスの誕生日。あ、そうだ――と『トムは真夜中の庭で』岩波書店(67)を読むことにしました。私好みだと何人かの人に薦められ、あらすじを見ると、なるほど、私好みっぽい。読んでみようかなと思いつつも、なかなか読み出せなかったのです。
 いっぷう変わったタイムトラベル・ファンタジー。う~~ん。確かに私好みの話だけど、ちょっと期待のハードルを上げすぎたかなあ。それに、翻訳文体が私には合わないし……。
 などと思いながら読み進めていったのですが――
 最後の「対面シーン」(読まれた方はわかりますよね?)で、すべてが満足に変わりました。こういうの、好きですねえ。読んで、よかったです!
 初刊本は1967年12月の発行。私が小学4年生(10歳)のときです。あのころ手に取っていたら……。
トムは真夜中の庭で.jpg
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2025年01月22日

『ジャンル特化型 ホラーの扉』ほか

◎株式会社闇編著『ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語』河出書房新社(23)
 8編収録のホラー・アンソロジー。各編に解説あり。巻末にはジャンル別のお薦めホラー・リストも。
◎橋本治『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ 前篇』河出文庫(84/新装版15)
 後篇も買わなくては。
ジャンル特化型 ホラーの扉.jpg 花咲く乙女たちのキンピラゴボウ 前篇.jpg
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2025年01月21日

『SF詩群 評論と実作』2024年度版

 天瀬裕康編著『SF詩群 評論と実作』2024年度版/短詩型SFの会(25)を編著者よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 表紙に柴野拓美さんのお顔が。そして、「柴野拓美章 2024年度 天瀬裕康(渡辺晋)殿」と。
 そう。天瀬さんは昨年の柴野拓美章を受章されたんですね。おめでとうございます。
 1931年生まれの天瀬さんは現在93歳。このパワフルな活動は本当に素晴らしいと思います。
 ますますのご活躍を!
SF詩群 2024年度版.jpg
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2025年01月20日

『聖なる夜に君は』ほか

◎有栖川有栖『妃は船を沈める』光文社文庫(12)
『妃は船を沈める』光文社(08)の文庫化。
◎『聖なる夜に君は』角川文庫(09)
『クリスマス・ストーリーズ』角川書店(05)の改題文庫化。6編収録のクリスマス・ストーリー集。
◎大沢在昌ほか『作家の履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法』角川文庫(16)
『作家の履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法』KADOKAWA(14)の加筆修正・文庫化。21人の作家が、志望動機、転機、自分を作家にした経験を語り、アンケートに答えます。これは楽しい。
妃は船を沈める(文庫).jpg 聖なる夜に君は.jpg 作家の履歴書.jpg
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2025年01月18日

『ブッキラによろしく!』

 ダンボールから手塚治虫『ブッキラによろしく!(全2巻)』講談社・手塚治虫漫画全集(93)を取り出してきました。お目当ては第6話「猿の手」です。この本は読んだはずですが、すっかり失念。情けないですけれど、何度でも初読のように楽しめるという利点もあり……。←負け惜しみです。
ブッキラによろしく!.jpg
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『どうぶつえんはおおさわぎ』ほか

◎山川方夫『お守り・軍国歌謡集』小学館・P+D BOOKS(23)
 ショートショートを含む作品集。全11編収録。
◎二宮由紀子『どうぶつえんはおおさわぎ』文研出版・えほんのもり(15)
 とある動物園に、濁点が消えてしまうという異変が発生。「どうぶつえん」が「とうふつえん」に、「ゾウ」が「ソウ」に、「ゴリラ」が「コリラ」に……。こんな話、大好物ですね。もっと言ってしまえば――私が書きたかった!
お守り・軍国歌謡集.jpg どうぶつえんはおおさわぎ.jpg
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2025年01月16日

『青竹/おさん』ほか

◎チャールズ・M・シュルツ『SNOOPYのときめき恋物語』角川mini文庫(96)
◎山本周五郎『青竹/おさん』新潮pico文庫(96)
◎東雅夫編『刀 文豪怪談ライバルズ!』ちくま文庫(21)
ときめき恋物語.jpg 青竹/おさん.jpg 刀 文豪怪談ライバルズ!.jpg
◎有栖川有栖『妃は船を沈める』カッパ・ノベルス(10)
『妃は船を沈める』光文社(08)の再刊。
◎岩波書店辞典編集部編『ことわざの知恵』岩波新書(02)
◎桂文我『落語「通」入門』集英社新書(06)
妃は船を沈める(ノベルス).jpg ことわざの知恵.jpg 落語「通」入門.jpg
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2025年01月15日

映画『グレートウォール』


 しょーもないミスをして、アマゾンプライム会員の30日間お試し登録をしてしまいました。不本意とはいえ、何か不利益が生じるわけではありません。せっかくなのでプライムビデオを観ようかとラインナップをつらつら。
 映画『グレートウォール』(2016年)を観ることにしました。ちょっと気になっていたのです。
 万里の長城を舞台に繰り広げられる魔物――饕餮(とうてつ)との攻防戦。いやもう、何も考えず、隅から隅まで楽しめますね。娯楽映画、かくあるべし。面白かった!
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2025年01月14日

映画『悪魔のいけにえ』


 ユーチューブにて吹替版『悪魔のいけにえ』(1974年)が配信されています(1月10日~23日の限定公開)。
 この映画、もちろん観たことはありますけれど、いい印象は残っていません。正直なところ、苦手なタイプなんですよね。生理的な嫌悪感、と言ってもいいです。ただ、観たのはおそらく1980年代前半ですから、約40年前。いま観たら印象が違うかも、と観てみることにしました。
 観終わって――
 う~~ん。印象に残っているほどの嫌悪感はなかったですけれど、やはり好きなタイプの映画ではありませんね。生理的な面が大きいので、どうしようもないのかもしれません。ま、合わない映画はたくさんあり、そのひとつということでしょう。
 などと言いつつ、ソフト(VHS)を持っていたりします(笑)。
悪魔のいけにえ.jpg 悪魔のいけにえ(解説).jpg
posted by 高井 信 at 20:21| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする