2024年07月31日

映画『恐竜の島』

 映画『恐竜の島』(1975年)を観ました。学生時代に劇場で観た記憶がありますが、日本での公開は1976年3月。封切り時ではなく、おそらく2番館で観たのでしょう。
 原作はE・R・バローズ『時に忘れられた世界』です。バローズ作品の映画化はかなり観ていますが、いずれもいまひとつという印象。私はバローズの大ファンですから小説への思い入れが強く、それと比べてしまうと、どうしても……となってしまうのです。この作品も同様でした。
 いまはもうバローズは、大好きだった想い出は残っていますけれど、昔ほどの思い入れはありません。それに何より、どんなストーリーだったか忘れてしまっています。
 となりますと――
 けっこう面白いじゃん。続編『続・恐竜の島』(1977年)も期待できそうだな。明日、観よう。
恐竜の島.jpg 恐竜の島(あらすじ).jpg
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2024年07月30日

映画『クレオ/レオ』

 映画『クレオ/レオ』(1989)を観ました。
 ちょっとしたトラブルから銃で追われ、川にどっぽーん。死んだかと思われた男性ですが、生きていました。しかし、なぜか女性になっていて……。
 わけのわからぬままに女性になってしまった男性を襲う悲喜劇。終盤には、え? そうだったの? と驚かされましたが、それは書かないほうがいいでしょう。
 面白かったです。
クレオ/レオ.jpg クレオ/レオ(あらすじ).jpg
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2024年07月29日

『にょにょにょっ記』ほか

◎穂村弘『にょにょにょっ記』文春文庫(18)
 文藝春秋(15)の文庫化。
 穂村弘の日記です。日記ですからノンフィクションのはずなのですが、穂村弘というフィルターを通すと不思議な世界に変貌します。短くて不思議な話。ということで、ショートショートの資料です。
にょにょにょっ記(文春文庫).jpg にょにょにょっ記.jpg
 以下、シリーズです。
『にょっ記』文藝春秋(06)/文春文庫(09)
にょっ記.jpg にょっ記(文春文庫).jpg
『にょにょっ記』文藝春秋(09)/文春文庫(12)
にょにょっ記.jpg にょにょっ記(文春文庫).jpg
◎上田秋成/円地文子訳『現代語訳 雨月物語 春雨物語』河出文庫(08)
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2024年07月28日

映画『ボーイ・イン・ザ・ボックス』

 映画『ボーイ・イン・ザ・ボックス』(2005年)を観ました。スクリーミング・マッド・ジョージ監督作品と聞いて、興味津々。
 ジャケットの紹介文を読めばわかるように、シュールな作品です。私は基本的にシュールな作品は好きですが、個別の作品が好きかどうかは、私の感性に合うかどうかに大きく左右されます。
 この作品は……残念ながら、あまり合いませんでした。仕方がないです。
ボーイ・イン・ザ・ボックス.jpg
ボーイ・イン・ザ・ボックス(あらすじ).jpg
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『月世界旅行』

 石松夢人『月世界旅行』盛林堂ミステリアス文庫(24)を版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 大正6年(1917年)に刊行された同書の復刻版。主人公のふたりが月世界を漫遊する話ですか。いまから100年以上も昔に書かれた空想譚。これは楽しそうです。
月世界旅行(石松夢人).jpg
 通販はこちら
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『博物誌』

 ルナール『博物誌』は広義のショートショート集で、うちにもいくつかのバージョンがあります。
 何があるのか確認してみました。
 白水社(51)/新潮文庫(67:54年刊の改版)/旺文社文庫(67)/講談社文庫(81)/岩波文庫(98)/新潮文庫(01:54年刊の改版。2度目の改版?)
博物誌(白水社).jpg 博物誌(新潮文庫/67改).jpg 博物誌(旺文社文庫).jpg
博物誌(講談社文庫).jpg 博物誌(岩波文庫).jpg 博物誌(新潮文庫/01改).jpg
 新潮文庫(54)、どこかで見かけたら買わないと。
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2024年07月26日

『やさしい三国志』

◎監修:岡本伸也/マンガ:明加『マンガで教養 やさしい三国志 一生モノの基礎知識』朝日新聞出版(20)
 久しぶりに『三国志』本を買いました。マンガや図表、それに写真も多く、見ていて楽しいです。
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2024年07月25日

映画『スパイダーベイビー』

 映画『スパイダーベイビー』(1968年)を観ました。
 食人一族? いや、それ以前に、頭のイカレた一族の話でした。無邪気に人を殺してしまう子どもたち。残酷でありながら、なぜか憎めない。ことに姉妹がかわいくて。
 しょーもない映画であることは確かなのですが、好きか嫌いかと問われれば――好き。それも、積極的に。
 面白かったです。
スパイダーベイビー.jpg スパイダーベイビー(あらすじ).jpg
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2024年07月24日

『恐怖の構造』ほか

◎宇野信夫『しゃれた言葉』講談社文庫(84)
>言葉の乱れが気になる昨今に、日本に住み、日本人であるからにはもっと日本語を大切にしたい、その味と深さ。
 1984年、すでに「言葉の乱れが気になる昨今」!
◎平山夢明『恐怖の構造』幻冬舎新書(18)
 平山夢明による恐怖の考察。面白そう。
しゃれた言葉.jpg 恐怖の構造.jpg
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『真鍮の指輪』『深淵の貌』

 以下の2冊、版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
◎ルイス・パジェット『真鍮の指輪』綺想社(24)
 ルイス・パジェット(ヘンリー・カットナー&C・L・ムーアの合作時の名前)による長編探偵小説。
◎A・メリット『深淵の貌』綺想社(24)
>第一部『深淵の貌』、第二部『黄金郷の蛇母神』からなる大作。単行本『黄金郷の蛇母神』とは、大きく異なる雑誌「アーゴシー」版からの新訳となる
 A5判二段組376ページの大著です。
真鍮の指輪.jpg 深淵の貌.jpg
 通販はまんだらけにて。
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2024年07月22日

映画『豹/ジャガー』

 映画『豹/ジャガー』(1968年)を観ました。今夜もまたマカロニウェスタンです。
 銭ゲバの凄腕ガンマンと革命戦士の鬱屈した友情物語。正直なところ、どちらにも感情移入ができず、またストーリー的にも弾ける感じがなく、なんとなく不満を抱きながら観ていたのですが……。最後の十数分で一気に大爆発。それまでの90分はこれのための前振りだったのか~。
 終わりよければすべてよし。満足して劇終を迎えたのでした。
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『この本読んだ? おぼえてる?』ほか

◎あかぎかんこ『この本読んだ? おぼえてる?』フェリシモ出版(99)
 第2巻『この本読んだ? おぼえてる? 2 教科書で習ったお話編』を買ったのは、うわ、11年も前ですか。(→この記事
この本読んだ?おぼえてる?.jpg この本読んだ?おぼえてる?2.jpg
◎森村誠一『文学賞殺人事件』徳間文庫(96)
 6編収録の短編集。筒井康隆『大いなる助走』の映画化タイトルは『文学賞殺人事件』です。なんだか楽しくなって、購入。
◎日本うんこ学会『タイムマシンで戻りたい うんもれエピソード傑作選』角川文庫(16)
 こんなの、見たら買うでしょ。
文学賞殺人事件(森村誠一).jpg 文学賞殺人事件.jpg タイムマシンで戻りたい.jpg
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2024年07月21日

映画『さすらいの一匹狼』

 映画『さすらいの一匹狼』(1966年)を観ました。昨日の『ハチェット無頼』に続き、今夜もマカロニウェスタンです。
 主人公は賞金稼ぎで、銀行襲撃に復讐譚と盛りだくさん。いやあ、楽しかったです。
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さすらいの一匹狼(あらすじ).jpg
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2024年07月20日

映画『ハチェット無頼』

 映画『ハチェット無頼』(1977年)を観ました。私としては珍しいマカロニウェスタンです。
 卑劣な罠で恋人を殺され両目を潰された主人公の復讐譚。にわか×××で復讐が可能なの? と思いながら観ていましたが、視力を失うのは一時的なもので――あ、そうだよね。
 いやそれにしても敵の卑劣さときたら、とんでもなくて、最後、溜飲が下がりまくったのでした。
 面白かったです。
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ハチェット無頼(あらすじ).jpg
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『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』ほか

◎三方行成『トランスヒューマンガンマ線バースト童話集』早川書房(18)
 タイトルに惹かれて。
◎梅原猛・小松左京・多田道太郎『野球戯評』講談社文庫(82)
 小松左京のショートショート「星野球」も収録。
◎博学こだわり倶楽部編『すぐ役に立つ法則のすべて』KAWADE夢文庫(16)
 プラシーボ効果、マーフィーの法則、スタージョンの法則、パーキンソンの法則など、有名なものから聞いたこともない法則(効果)まで。
トランスヒューマンガンマ線バースト童話集.jpg 野球戯評.jpg すぐ役に立つ法則のすべて.jpg
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2024年07月19日

映画『ブラザーズ・グリム』

 先日、映画『ヘンゼル&グレーテル』を観ました。成長したヘンゼルとグレーテルがウィッチ・ハンターとなる冒険映画です。
 これがことのほか面白く、映画『ブラザーズ・グリム』(2005年)を観ることにしました。かのグリム兄弟の(架空の)冒険物語。監督がテリー・ギリアムということで、ひねくれた(笑)作りかと思っていましたが、まっとうな冒険映画――ダーク・ファンタジー映画でした。
 面白かったです。
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ブラザーズ・グリム(あらすじ).jpg
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『サイボーグ009トリビュート』ほか

◎原作:石ノ森章太郎/監修:石森プロ/編集:河出文庫編集部『サイボーグ009トリビュート』河出文庫(24)
 最初に読んだのがいつなのか、よく覚えていませんが、私は『サイボーグ009』最初期からのファンではないかなあ。最初の劇場アニメも劇場で観たと思います。こんな本、買う以外の選択肢はありません。
◎石ノ森章太郎/原作:ジョージ・オーウェル『アニマル・ファーム』ちくま文庫(18)
 小松左京原作「くだんのはは」のコミカライズなども収録。
サイボーグ009トリビュート.jpg アニマル・ファーム.jpg
◎伴名練『なめらかな世界と、その敵』ハヤカワ文庫JA(22)
 単行本(19)は所有。文庫化に際して増補された「あとがきにかえて」が楽しそうなので、買うことにしました。
なめらかな世界と、その敵(ハヤカワ文庫JA).jpg なめらかな世界と、その敵.jpg
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『ふしぎな絵本 十二の真珠』

◎やなせ・たかし『ふしぎな絵本 十二の真珠』サンリオ出版(70)
 初版(1970年)の発行所は「山梨シルクセンター」ですが、「山梨シルクセンター」は1973年4月に「サンリオ」と商号変更。この本は5刷(1973年6月発行)のため、発行所は「サンリオ出版」となっています。「山梨シルクセンター」版も機会があれば。
 新装版(サンリオ/1990年)、復刊版(復刊ドットコム/2012年)は所有。
十二の真珠(初刊).jpg 十二の真珠(サンリオ).jpg 十二の真珠(復刊ドットコム).jpg
※この記事では商号の「株式会社」はカットしています。
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2024年07月18日

『幻の市ハンドブック』ほか

◎石川珠美『幻の市ハンドブック―『きつねの窓』を書いた童話作家―』ネムリ堂(24)
 安房直子作品のガイドブック。私は安房直子のゆる~い読者でして、ちゃんと読んでないし、知識も薄いです。読書の参考にしたいと思います。
◎ネムリ堂・編『《座談会記録》童話作家 安房直子さんについておしゃべり』ネムリ堂(24)
 安房直子の人気作品「きつねの窓」「天の鹿」「ハンカチの上の花畑」をテーマとする座談会の記録です。
幻の市ハンドブック.jpg 童話作家安房直子さんについておしゃべり.jpg
 以下、うちにある安房直子の文庫本です。
安房直子・文庫本.JPG
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2024年07月17日

映画『ザ・キャット』

 映画『ザ・キャット』(2001年)を観ました。観ようかなと思ったのは2010年7月11日ですから、14年も放置していたことになります。
 ジャケットに偽りありなのは、とみさわ昭仁『人喰い映画祭 【満腹版】辰巳出版(10)を読んでわかっていましたが、いやそれにしてもこの詐欺ジャケットはひどいな。モンスター化した猫のサイズは豹くらいか。全身をあまり見せてくれないので、いまひとつはっきりしません。また、自動車をくわえたり踏みつぶしたり、ヘリコプターと大立ち回りを演じたり……なんてシーンは一切ありません。地味な殺人事件(もちろん犯人は猫)を挟みつつ、ストーリーが進んでいきます。
 そして、主人公の呆気にとられる行動でエンディングを迎えるのでした。どうしてそんなことをするんだ?(笑)
ザ・キャット.jpg
ザ・キャット(あらすじ).jpg
posted by 高井 信 at 20:16| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする