2024年01月21日

映画『マスターズオブホラー』

 映画『マスターズオブホラー』(2018年)を観ました。5人の監督によるオムニバス・ホラー映画です。
 第1話:スラッシャー映画かと思って観ていたら、まさかまさかのパラサイトものでした。ホラー映画のクライマックスだけをぎゅっと濃縮した感じで、だれ場なし。最高です。
 第2話:往年のTVドラマ『ミステリーゾーン』の名エピソード「みにくい顔」を思い起こさせる話でした。こういう話、大好きです。
 第3話:アクション満載、血しぶき満載な『エクソシスト』でした。これも面白い。(ブリッジ歩行のシーンもあったりして)
 第4話:目に見えている人や物が醜く、あるいは汚くなっていく。自分の頭がおかしいのか、それとも……。シュールな話で面白いのですが、それまでの3話と比べると、いまひとつかなあ。
 第5話:臨死体験を経て死者が見えるようになった少年の話でした。最初からネタバレの『シックス・センス』(笑)。冗談はさておき、これも面白かったです。
 ということで、全5話、思い切り楽しませてもらいました。お腹いっぱいです。
マスターオブホラー.jpg マスターオブホラー(あらすじ).jpg
posted by 高井 信 at 21:56| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『人類最初の殺人』ほか

◎上田未来『人類最初の殺人』双葉社(21)
 全5編の連作集で、各タイトルは「人類最初の殺人」「人類最初の詐欺」「人類最初の盗聴」「人類最初の誘拐」「人類最初の密室殺人」。面白そうです。
◎飯間浩明『小説の言葉尻をとらえてみた』光文社新書(17)
 小説の内容ではなく使われている言葉に着目したエッセイ集。こういうの好きですねえ。
人類最初の殺人.jpg 小説の言葉尻をとらえてみた.jpg
posted by 高井 信 at 13:15| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする