たとえば『SFバイオノイド』(1986年)です。

>『ターミネーター』と『SF/ボディ・スナッチャー』(78年)がミックスしたようなTVムービー。
両作品の大ファンとしては気になってたまりませんが、どうやらVHSビデオで販売されたことがあるだけで、現在、ソフトの入手は難しい様子。しかしながらタイトルにうっすらと記憶があり、もしかしたら録画したことがあるかも……とビデオテープをチェックしましたら――
ありました(嬉)。
歓喜雀躍。当時、観たかもしれませんが、全く覚えていませんので、観てないのと同じです。
さっそく観ました。
TVムービーということで過度の期待は禁物です。つまらなくても仕方がないと思っていましたが、いやこれ、面白いではないですか。『日本昭和トンデモVHS大全』に紹介されていた通り、『ターミネーター』と『SF/ボディ・スナッチャー』のミックス。こういうの、好きですねえ。(一点、本ではサイボーグと紹介されていますが、これ、サイボーグなのかな。アンドロイドっぽいんですが)
残念なのは、謎が全く解き明かされぬままにエンディングを迎えたこと。これから始まる長大なストーリーのプロローグ的な……。言わば、壮大な風呂敷を広げた尻切れトンボ。このあと、もっともっと面白くなりそうなだけに、欲求不満が溜まります。簡単に調べてみましたが、続編は作られていないようで、う~~~~む。
※
ちなみに、コマーシャルから判断し、1997年の放送のようです。あのころはお昼とか深夜、こういうB級のSFやホラー映画をばんばん放送してくれていたんですよね。先日観た『ザ・トレイン』もそうです。
当時、気になる映画を録画しておいて、本当によかったです。