2023年10月13日
映画『LOCK DOWN ロックダウン』
映画『LOCK DOWN ロックダウン』(2016年)を観ました。
幼い男の子が自らの誤操作でAI搭載車に閉じこめられてしまいます。荒野で孤立無援状態。AI車は完全防御態勢。息子を救出すべく母親が奮闘する話なんですが……この母親の言動がなんとも言えずいらつかせてくれます。息子がクルマに閉じこめられたのだって、もとは母親が原因ですし、何もかも自業自得って感じなんですよね。感情移入も同情もできない。
主人公のキャラクター設定やシナリオ次第では面白くなるのではないかと思うのですが、その両方に難があり、すべてが台無しでした。残念。
映画『スマイル』
映画『スマイル』(2022年)を観ました。
謎の笑みを浮かべながら自殺する人々。自殺の連鎖。その真相は……?
恐い、ってことはないんですが、どきっとさせられるシーン(声が出そうになるシーン)が何ヶ所もありました。ショッカー映画としてよくできていますね。面白かったです。
『死の10パーセント』
◎小森収編/フレドリック・ブラウン『死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選』創元推理文庫(23)
ブラウンの日本オリジナル短編集! 13編収録。

【追記】10月15日
『フレドリック・ブラウンSF短編全集』全4巻(コメント欄参照)
ブラウンの日本オリジナル短編集! 13編収録。

【追記】10月15日
『フレドリック・ブラウンSF短編全集』全4巻(コメント欄参照)
2023年10月12日
映画『暗殺』
『盲剣楼』に続き、中国映画を観ました。『暗殺』(2022年)です。
>上元歴6年。唐門と呼ばれる女性だけの暗殺者一族が秘宝で悪人を予知し、彼らの悪事を未然に防くことで世の平和を守っていた。その秘宝の予知は絶対だったが、ある日、唐門の一員の唐無煙がその予言の標的になってしまい、刺客たちが逃げる彼女を追うことに。
占いマシンがいずれ悪事を犯すであろう人を告げ、事前にその人を殺してしまうという、なんともすさまじい設定なのですが、それをいまひとつ生かせていないような気がして、もったいないなと感じました。
とはいえ、映画自体は面白かったです。美女とアクション(ほぼ超能力バトルというか魔術合戦というか忍術勝負というか)、いいですなあ。思い切り楽しみました。
映画『盲剣楼』
映画『盲剣楼』(2022年)を観ました。中国版『座頭市』です。盲目の凄腕剣士というだけでも魅力的なのに、ストーリーは私の大好きな復讐劇。77分という尺はいささか短すぎる気もして、もうちょっと奥まで描いてほしい気もしますが、余分なものが削ぎ落とされていると理解しましょう。
面白かったです。
面白かったです。
『吸血樹』ほか
ふとしたきっかけで柿崎普美というマンガ家を知りました。おそらく読んだことがないと思うのですが、無性に私好みっぽいような気がします。簡単に著作をチェックし、特に気になる3冊を購入しました。なるべく早く読みたいと思います。
◎柿崎普美『吸血樹』マーガレットコミックス(81)
◎柿崎普美『守ってあげたい♡』マーガレットコミックス(88)
◎柿崎普美『ダークハンター 死者の学園』マーガレットコミックス(89)
◎柿崎普美『吸血樹』マーガレットコミックス(81)
◎柿崎普美『守ってあげたい♡』マーガレットコミックス(88)
◎柿崎普美『ダークハンター 死者の学園』マーガレットコミックス(89)



『こわい本11 猫』
◎楳図かずお『こわい本11 猫』角川ホラー文庫(22)
楳図かずお『こわい本』シリーズはソノラマ文庫版で買っていて、その再編集版である角川ホラー文庫はノーチェックでしたが、なんと第11巻「猫」は角川ホラー文庫のオリジナルとのこと。
これは読みたい! 読まねば! です。
楳図かずお『こわい本』シリーズはソノラマ文庫版で買っていて、その再編集版である角川ホラー文庫はノーチェックでしたが、なんと第11巻「猫」は角川ホラー文庫のオリジナルとのこと。
これは読みたい! 読まねば! です。

2023年10月11日
映画『アルファコード 未知なる能力』
映画『アルファコード 未知なる能力』(2020年)を観ました。私は超能力バトル映画が大好きで、この映画にもそれを期待していたのですが、そういう映画ではありませんでした。残念。
ちゃんと内容を調べてから観ないといけませんね。反省。
『松谷みよ子童話集』ほか
◎松谷みよ子『松谷みよ子童話集』ハルキ文庫(11)
ハルキ文庫の童話集、残るは『佐藤さとる童話集』だけと思うのですが……。
◎斉藤洋『オレンジ色の不思議』静山社(17)
このシリーズを買うのは『モノクロームの不思議』静山社(19)に続いて2冊目です。全3冊で、残るは『水色の不思議』。

ハルキ文庫の童話集、残るは『佐藤さとる童話集』だけと思うのですが……。
◎斉藤洋『オレンジ色の不思議』静山社(17)
このシリーズを買うのは『モノクロームの不思議』静山社(19)に続いて2冊目です。全3冊で、残るは『水色の不思議』。



2023年10月10日
映画『M3GAN/ミーガン』
映画『M3GAN/ミーガン』(2023年)を観ました。『チャイルド・プレイ』の大ファンとしては見逃すことはできません。
いやあ、期待通り――いや、期待以上に面白かったです。『チャイルド・プレイ』ファンの方にお薦めします。
2023年10月09日
アンケート
ふと思いついて、ツイッター(現在は「X」ですが、通じなくなるまで「ツイッター」と言い続けます)でアンケートをとってみました。

私の感覚としてはいささか意外だったのですが、こんなものなのでしょうかねえ。
ご投票くださった皆さま、ありがとうございました。

私の感覚としてはいささか意外だったのですが、こんなものなのでしょうかねえ。
ご投票くださった皆さま、ありがとうございました。
2023年10月06日
『小説の惑星 オーシャンラズベリー篇』ほか
名古屋古書会館にて本日スタートの即売会へ。帰りにブックオフ2軒。
◎伊坂幸太郎編『小説の惑星 オーシャンラズベリー篇』ちくま文庫(21)
このシリーズは全2冊。もう1冊の「ノーザンブルーベリー篇」も見かけたら。
◎赤木かん子『こちら本の探偵です』ちくま文庫(05)
◎「シナリオ」1989年2月号
映画『文学賞殺人事件 大いなる助走』のシナリオを掲載。

◎楳図かずお『まことちゃん㉓』少年サンデーコミックス(81)
第22巻まで所有(→この記事)。全24巻ですから、最終巻を残すのみとなりました。
◎原案:武論尊/作・画:平松伸二『新ドーベルマン刑事 スペシャル』日本文芸社(15)
今年7月、『ドーベルマン刑事』全巻を読み終えました(→この記事)。
その記事に――
> いやあ、楽しかったです。(ただし最終回、あの終わり方は悲しい。ハッピーエンドにしてほしかったなあ、とは思いますけど)
え? 続きがあるの? 加納刑事、死んでなかったの? これは読まないと。
◎斎藤宣彦編『こんなマンガがあったのか! 名作マンガの知られざる続編・外伝』メディアファクトリー・MFペーパーバックス(99)

DVDも買いましたが、省略。
【追記】2023年10月12日
伊坂幸太郎編『小説の惑星 ノーザンブルーベリー篇』ちくま文庫(21)を買いました。
◎伊坂幸太郎編『小説の惑星 オーシャンラズベリー篇』ちくま文庫(21)
このシリーズは全2冊。もう1冊の「ノーザンブルーベリー篇」も見かけたら。
◎赤木かん子『こちら本の探偵です』ちくま文庫(05)
◎「シナリオ」1989年2月号
映画『文学賞殺人事件 大いなる助走』のシナリオを掲載。



◎楳図かずお『まことちゃん㉓』少年サンデーコミックス(81)
第22巻まで所有(→この記事)。全24巻ですから、最終巻を残すのみとなりました。
◎原案:武論尊/作・画:平松伸二『新ドーベルマン刑事 スペシャル』日本文芸社(15)
今年7月、『ドーベルマン刑事』全巻を読み終えました(→この記事)。
その記事に――
> いやあ、楽しかったです。(ただし最終回、あの終わり方は悲しい。ハッピーエンドにしてほしかったなあ、とは思いますけど)
え? 続きがあるの? 加納刑事、死んでなかったの? これは読まないと。
◎斎藤宣彦編『こんなマンガがあったのか! 名作マンガの知られざる続編・外伝』メディアファクトリー・MFペーパーバックス(99)



DVDも買いましたが、省略。
【追記】2023年10月12日
伊坂幸太郎編『小説の惑星 ノーザンブルーベリー篇』ちくま文庫(21)を買いました。

映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』
ジャック・フィニイ『盗まれた街』の映画化作品を製作年が新しい順に観てきて、今日は最後――映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』(1956年)を観ました。


昨日の『SF/ボディ・スナッチャー』は、この『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』の見事なリメイクです。どちらも、本当に面白いです。
ということで、10月3日の『インベージョン』に始まった〈『盗まれた街』映画化作品、全部観ちゃおう〉企画はこれにて終了。
大満足です。
2023年10月05日
映画『SF/ボディ・スナッチャー』
昨夜の『ボディ・スナッチャーズ』に続いて、今夜は『SF/ボディ・スナッチャー』(1978年)を観ました。ジャック・フィニイ『盗まれた街』を原作とする映画4作のなかで、私はこの『SF/ボディ・スナッチャー』が最も好きです。
もう何度も観ていて、しかし観るたびに面白い。今回もその例に漏れませんでした。


『投稿 瞬殺怪談』
◎黒木あるじほか『投稿 瞬殺怪談』竹書房怪談文庫(23)
実話怪談系は収集範囲から外していますが、このシリーズだけは買っています。
これで11冊目。正直、こんなに続くとは思っていませんでした。ショートショートとは別世界の産物と思うし、このあたりで打ち止めにしようかしらん。
実話怪談系は収集範囲から外していますが、このシリーズだけは買っています。
これで11冊目。正直、こんなに続くとは思っていませんでした。ショートショートとは別世界の産物と思うし、このあたりで打ち止めにしようかしらん。

2023年10月04日
映画『ボディ・スナッチャーズ』
昨夜の『インベージョン』に続き、今夜は『ボディ・スナッチャーズ』(1993年)です。ジャック・フィニイ『盗まれた街』の映画化は4度。
『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』1956年
『SF/ボディ・スナッチャー』1978年
『ボディ・スナッチャーズ』1993年
『インベージョン』2007年
『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』『SF/ボディ・スナッチャー』『インベージョン』は何度か観ていますが、『ボディ・スナッチャーズ』は一度しか観ていません(と思います)。観たときの印象があまりよくなくて、再鑑賞する気になれなかったのです。
とはいえ、それは何十年も前(おそらく1990年代半ば)の話です。ストーリーはすっかり忘れていますし、いま観たら面白いかも、なんて。


観終わって――
いやこれ、悪くないではないですか。思うに、私は『SF/ボディ・スナッチャー』がベラボーに好きで、前に観たときにはそれと比べて物足りなく感じてしまったのではないかと。あれから何十年も経ち、『SF/ボディ・スナッチャー』の呪縛から解き放たれた状態で観ると、けっこう楽しめたのでした。ストーリーを忘れているというのも功を奏したかも。
要するに、私は『盗まれた街』が好きなんですね。それを再認識しました。
2023年10月03日
映画『インベージョン』
2023年10月02日
映画『パラサイト』
映画『パラサイト』(1998年)を観ました。何年ぶりかなあ。
今日はジャック・フィニイの誕生日で、大好きな『盗まれた街』に思いを巡らせているうちに、同じく大好きなこの映画を思い出し、観たくなった次第。
いやあ、やはり面白い! 傑作と思います。

『新・冒険スパイ小説ハンドブック』
◎早川書房編集部編『新・冒険スパイ小説ハンドブック』ハヤカワ文庫NV(16)
『冒険・スパイ小説ハンドブック』ハヤカワ文庫NV(92)は所有。

ハヤカワ文庫の「ハンドブック」が並んでいるあたりはこんな眺めになりました。
『冒険・スパイ小説ハンドブック』ハヤカワ文庫NV(92)は所有。


ハヤカワ文庫の「ハンドブック」が並んでいるあたりはこんな眺めになりました。