2023年08月31日

「ナイトランド・クォータリー」vol.33

 西谷史さんが「ナイトランド・クォータリー」vol.33を送ってくださいました。ご自身のインタビューとコラムが掲載されているということで、送ってくださったのです。ありがとうございます。
 インタビューでは子どものころから最近まで、西谷さんの人生がコンパクトにまとめられています。ミューシャンを志した若いころからショートショート作家としてデビュー。長大な伝奇小説へ。さらにゲームや占い、小説指南の話も。とても興味深かったです。(ショートショートの話題のなかでは私の名前も出てきて、にっこり)
 コラム「信長と陰陽道」はまた違った意味で興味深かったです。インタビューの最後に――
>お話をしていて長めの小説のアイデアが浮かんだのですが、まずは「信長と陰陽道」のコラムを書いてみます。
 おおっ。
ナイトランド・クォータリー-33.jpg
posted by 高井 信 at 16:25| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『新編 怪奇幻想の文学4 黒魔術』

◎監修:紀田順一郎・荒俣宏/編:牧原勝志『新編 怪奇幻想の文学4 黒魔術』新紀元社(23)
 版元よりお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 目次を眺めますと、懐かしい名前がずらり(嬉)。
新編 怪奇幻想の文学④.jpg
posted by 高井 信 at 10:14| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月30日

映画『THE KISEI 寄生』

 映画『THE KISEI 寄生』(2002年)を観ました。韓国映画です。
 タイトルとジャケットの説明からパラサイトものと思い込み、パラサイトものは大好きなので期待して観始めたのですが……。
 ぜ~~んぜんパラサイトものではありませんでした。それでも面白ければいいんですけれど、う~~む、残念。
THE KISEI 寄生.jpg
posted by 高井 信 at 20:15| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『どうして勉強しないといけないの2』

 橋本喬木さんより新著『どうして勉強しないといけないの2』私家版(23)を送っていただきました。
『どうして勉強しないといけないの?』私家版(22)に続く、2冊目のコラム集です。目次を見ますと、「美藝公の世界」とか「ショートショートを読みましょう」なんてタイトルも目に飛びこんできます。おっ、お得意の三題話もありますね。楽しそうな本です。
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posted by 高井 信 at 14:09| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月29日

訃報:石川喬司さん

 石川喬司さんの訃報が飛びこんできました。亡くなられたのは7月9日ということですから、2か月近く前ですね。享年92。
 訃報を聞いた途端、特大のショックが背筋を走りました。おからだの具合がよろしくないと聞いてはいたのです。聞いてはいたのですが、しかし……。
 石川さんにはお目にかかる機会は少なかったですが、いろいろとお世話になりました。
 なかでも最大なのは『ショートショートの世界』集英社新書(05)です。この本は依頼があって書いたわけではなく、ただただ書きたくて書きました。まあ、書き上げれば、どこかの出版社が拾ってくれるだろうと思っていたのですが、甘かったです。
 10社近くの編集さんに話を持ちかけましたけれど、ことごとく撃沈。どうしようもなくなって石川さんに相談したところ、集英社新書を紹介してくださいました。そしたら、とんとん拍子に話が進み、出版されたという次第です。
『ショートショートの世界』の発行は2005年。あれから18年も経つわけですが、いまでも『ショートショートの世界』を愛読しているという声を聞きます。あの本が世に出たのは石川さんのお陰なのですよ! いくら感謝しても足りません。
 石川さんはショートショートに理解があるだけではなく、優れたショートショートの書き手でもありました。石川さんのショートショート集についてはこの記事で紹介しています。ぜひ読んでみてください。
 同記事にも書きましたように、私は『世界から言葉を引けば』河出書房新社(78)が大好きです。
 この本を手に取りながら、お別れしたいと思います。
 石川さん、本当にありがとうございました。安らかにお休みください。
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posted by 高井 信 at 22:21| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『LOSS ロス』

 映画『LOSS ロス』(2005年)を観ました。
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 おおっ、面白そう。
 もろに私好みのシチュエーションで、期待して観始めたのですが……。
 早々にネタバレ(それも、あまり面白くない)して、一気に興味半減。同じネタバレでも、それが終盤ならもう少し楽しめたかもしれないんですけどね。
 それにしても、どうして「こんな目的」のために「こんなこと」をするんでしょ? 釈然としないまま、エンディングを迎えたのでした。そのエンディングも、あと味が悪くて……。
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2023年08月28日

映画『EYES―眼―』

 映画『EYES―眼―』(1987年)を観ました。
EYES―眼―.jpg あらすじ.jpg
 まさか序盤、映画内映画(この映画のおもな舞台となる映画館で上映している映画)だったとは……。虚実の交錯、楽しいですねえ。スラッシャー映画としては物足りない面もありましたが、いっぷう変わった入れ子構造に翻弄される感覚が心地よかったです。
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2023年08月27日

映画『フランケンシュタイン80』

 映画『フランケンシュタイン80』(1972年)を観ました。
 殺人を屁とも思わぬ色魔モンスターが好き放題の凶行に及んだ挙げ句、自滅する話です。正直なところ、そんなに期待はしていなかったのですが、けっこう楽しく観終えることができました。
 ただ……。ジャケットに「これが『エログロホラー』だ!!」なんて書かれていて、そういった面での期待もありましたが、エロもグロも大したことなく、その点は残念でした。
フランケンシュタイン80.jpg あらすじ.jpg
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『言無しの掟』

◎石上愛実『言無しの掟』大洋図書(21)
 この記事のコメント欄参照。10編収録の短編集です。
 公共交通機関を使って移動する際は電子書籍のマンガを読んでいることが多いです。昨日、犬木加奈子『新・不思議のたたりちゃん 曖憎版』スマートゲート(22)を読み終えました。次はこれを……となるところですが、いや、次に出かけるまでお預けはつらいですね。自宅で読んでしまうかもしれません。
言無しの掟.jpg 新・不思議のたたりちゃん 曖憎版.jpg
posted by 高井 信 at 09:31| Comment(1) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月26日

『ぼくはマンガ家』ほか

◎手塚治虫『ぼくはマンガ家』角川文庫(00)
 目次を見たら「日本SFの発展」なんて項があり、おおっ。ほかにも興味深いタイトルが並んでいて、購入決定。
◎さだまさし『落談まさし版 三国志英雄伝』文春文庫(02)
 面白そう。
ぼくはマンガ家.jpg 落談まさし版・三国志英雄伝.jpg
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2023年08月25日

映画『ザ・デプス』

あらすじ.jpg 映画『ザ・デプス』(1989年)を観ました。『13日の金曜日』のショーン・S・カニンガムが監督ということで、かなり期待。
 で、期待は裏切られませんでした。深海を舞台にしたモンスター・パニック映画。これは掘り出し物ですねえ。もっと早く見ればよかったです。
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『カランポーのオオカミ王』

 図書館で本を借りました。
◎ウィリアム・グリル『カランポーのオオカミ王』岩波書店(17)
 先日、白土三平の『シートン動物記』を買った際、ツイッターで「大好きなロボの話は載ってないのか」と呟いたところ、フォロワーさんがこの本を紹介してくれたのです。
 巻末の「作者より」に――
>この絵本はアーネスト・トンプソン・シートンの本『私が知っている野生動物』のなかの短編「ロボ:カランポーの王」を元に、この時期のシートンについて私が調査した内容を加えたものです。
 とあります。
 さっそく読みました。
 いやもう、ほぼシートンの『狼王ロボ』ですね。よくわかっているストーリーではありますけれど、楽しく読むことができました。紹介してくれたフォロワーさんに感謝です。
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2023年08月24日

TVドラマ『髑髏検校』

 ユーチューブの「東映時代劇」チャンネルにてTVドラマ『髑髏検校』(1982年8月20日放送)を観ました。原作は言わずと知れた横溝正史です。
 TVドラマということでそんなに期待していなかったのですが、楽しく観られました。配信は今月27日までとのこと。よろしければご覧ください。
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2023年08月23日

映画『さまよえる惑星』


 映画『さまよえる惑星』(1966年)を観ました。以上。
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2023年08月22日

『シネマ博物誌』

◎森卓也『シネマ博物誌 エノケンからキートンまで』平凡社(87)
 おもに「SFアドベンチャー」「奇想天外」の連載をまとめたものです。掲載誌で楽しく読んでいましたが、単行本化されていたとは知りませんでした。
『アニメーションのギャグ世界』奇想天外社(78)は「ミステリマガジン」の連載をまとめたものです。この2冊、姉妹編といってもいいかもしれません。
シネマ博物誌.jpg アニメーションのギャグ世界.jpg
posted by 高井 信 at 17:34| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

企画展「眉村卓と日生」

 来月6日より加子浦歴史文化館にて企画展「眉村卓と日生 ―没後5年、作家デビュー60年記念―が始まります(11月13日まで)。
 村上知子さんがそのチラシを送ってくださいました。ありがとうございます。
 お近くの方、ぜひぜひ。
眉村卓と日生(チラシ).jpg
 ↑ 画像クリックで拡大表示されます。
posted by 高井 信 at 10:45| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月21日

映画『オキュラス/怨霊鏡』


 映画『オキュラス/怨霊鏡』(2013年)を観ました。
 過去と現在が交錯しながら、さらには幻覚も交えてストーリーが進んでいきます。最初は混乱しましたが、そうとわかれば問題ありません。
 魔鏡と対決する姉弟の物語。序盤から中盤にかけては静かな展開ですが、終盤、一気に盛り上がります。姉弟は鏡に翻弄されまくり、そして……。
 いやあ、こういう結末とは思いませんでした。
posted by 高井 信 at 21:19| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『黝いアン』『這いずる死の街』

 綺想社さまより新刊2冊をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
◎マージョリー・ボウエン『黝いアン』綺想社(23)
『見知らぬ者が戸を叩く』に続く「マージョリー・ボウエン短編撰集」の2冊目です。今回は7編収録。
 販売サイトによると――
> 平井呈一も愛した、女流怪奇小説家の短編集第二弾。表題作の「黝いアン」をはじめ、双子の数奇な物語「最後の花束」、殺された娘についての物語「アンブロシーヌの金髪」など、黄昏の物語を紡ぎ出す短編集。
◎ヒュー・ケイヴ『這いずる死の街』綺想社(23)
 こちらは5編収録。
 販売サイトによると――
> ラブクラフトと諍いを起こした、パルプ作家の作品のうちから、クトゥルフ神話ものの「死亡推定時間」と「黒魔術の島」を収録する。
> ほかにも、バケモノ蟻が登場する「這いずる死の街」など、奇想天外な物語をおさめた。
 どちらも面白そうです。
黝いアン.jpg 這いずる死の街.jpg
posted by 高井 信 at 18:35| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月20日

映画『ザ・インターネット2』

 映画『ザ・インターネット2』(2006年)を観ました。
 今月初めに観た映画『ザ・インターネット』は面白かったです。『ザ・インターネット2』という映画があると知れば、もちろん観たくなります。
 直接的な続編ではなく、似たような設定の話でした。
 ある日突然、自分のIDを他人に乗っ取られ、金を盗まれ、殺人の汚名を着せられ、命を狙われ、警察に追われ……。
 いったい何が起こっているのか。裏に潜む仕掛け人の目的は?
 第1作と比べるとかなりの力業ですし、二番煎じ感はありますが、あれよあれよと90分あまり。楽しく観られました。
posted by 高井 信 at 19:44| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『不思議のたたりちゃん 曖憎版』

 Kindleの犬木加奈子『不思議のたたりちゃん 曖憎版(全3巻)』スマートゲート(21)を読み終えました。
 満腹!
不思議のたたりちゃん 曖憎版①.jpg 不思議のたたりちゃん 曖憎版②.jpg 不思議のたたりちゃん 曖憎版③.jpg
posted by 高井 信 at 11:13| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする