2022年12月31日

『前田利家と天下人』

 原作:山岡荘八/作画:横山光輝/構成・文:河井敦『前田利家と天下人』講談社漫画文庫(01)を読みました。
>講談社漫画文庫の山岡荘八原作『信長』『秀吉』『家康』の3作品より、加賀百万石の礎を築いた前田利家を中心に抜粋、再構成!!
 とあります。そういう成立事情ですから仕方がないのでしょうけれど、つぎはぎ感ありあり。
 久しぶりの横山光輝。ちょっと残念でした。
IMG_20221231_0001.jpg
 この記事が今年最後の更新となろうかと思います。
 今年も多くの方々のお世話になりました。どうもありがとうございます。
 来年もよろしくお願いいたします。
 皆さま、よいお年をお迎えください。
posted by 高井 信 at 19:07| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月29日

『サキの思い出 評伝と短篇』ほか

◎エセル・M・マンロー、ロセイ・レイノルズ、サキ『サキの思い出 評伝と短篇』彩流社(17)
 評伝2編(エセル・M・マンロー、ロセイ・レイノルズ)とサキの短編13編を収録。
◎似鳥鶏『叙述トリック短編集』講談社(18)
 収録されている7編、すべての叙述トリックが含まれているとのこと。楽しそう。
◎夏目漱石/芥川龍之介/他『夢』SDP Bunko(09)
 夢をテーマにした、小説と随筆のアンソロジー。全8編。SDP Bunkoって知りませんでした。
サキの思い出 評伝と短篇.jpg 叙述トリック短編集.jpg 夢(SDP Bunko).jpg

【追記】
 記事をアップして、『サキの思い出 評伝と短篇』彩流社(17)を書棚に収めようとしましたら――
 うわっ。持ってた!
 過去記事を確認しますと、5年前(→この記事)、新刊で買ったようです。
 う~~む。持ってないのは『分析と対訳 開いた窓 サキ短編集』八月舎(15)でしたか。完全に勘違いしていました。ショック……。
posted by 高井 信 at 15:47| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TVドラマ『スターウルフ』

 ちょっと前からTVドラマ『スターウルフ』を観ています。1978年の放送。
 エドモンド・ハミルトンは大好きで、当然〈スターウルフ〉シリーズも夢中になって読んでいましたが、TVドラマを観るのは今回が初めてです。1978年というと私は大学2年生で、学生寮暮らし。部屋にはテレビがなく……。
 小説を読んだのは半世紀前。面白かった印象が残っているだけで、内容については雲散霧消状態です。なんか原作はこんな話ではなかったような気がする、と思いつつも、あまり気にすることなくTVドラマを楽しんでいます。そういう意味では、初回放送時に観なかったのは正解かもしれません。
 全24話で、現在は第18話まで観終わったところです。今年中に最後まで、と思っています。
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2022年12月28日

映画『シンドバッド虎の目大冒険』

 無性に懐かしくなって、映画『シンドバッド虎の目大冒険』(1977)を観ることにしました。シリーズ全3作、どれも面白いのですが、最も思い入れがあるのはこの第3作『シンドバッド虎の目大冒険』です。この映画を観るのは5~6回目かな。もっと多いかも。
 何回観ても楽しいです。
シンドバッド虎の目大冒険.jpg
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「ミステリマガジン」6冊

「ミステリマガジン」は興味のある号だけ買っています。ショートショート特集号、幻想と怪奇特集号はもちろん、気になる作家特集や気になる作品が掲載されている号も。うちにあるのは150冊くらい。全体(最新号は756号)から見ればほんの一部です。
 昨日、新たに6冊――
◎「ミステリマガジン」2009年2月号(636号)
 カミ「機械探偵クリク・ロボット 五つの館の謎(前篇)」掲載。
◎「ミステリマガジン」2009年3月号(637号)
 カミ「機械探偵クリク・ロボット 五つの館の謎(後篇)」掲載。
 小特集/追悼 マイクル・クライトン。
 マイクル・クライトンのショートショート「世界最強の仕立屋」は傑作です(この記事参照)。
◎「ミステリマガジン」2009年4月号(638号)
 特集/猫はミステリの最良の友。
ミステリマガジン636.jpg ミステリマガジン637.jpg ミステリマガジン638.jpg
◎「ミステリマガジン」2009年7月号(641号)
 特集/フランス・クラシーク・ミステリ考。カミやジャン・レイの作品も。
◎「ミステリマガジン」2014年4月号(698号)
 作家特集/カミのワンダーランド。
◎「ミステリマガジン」2018年5月号(728号)
 追悼/仁賀克雄・井家上隆幸
ミステリマガジン641.jpg ミステリマガジン698.jpg ミステリマガジン728.jpg
 ちなみに、購入したのは上前津にある三松堂という古書店です。店頭均一コーナー、赤丸のあたりはほぼ「ミステリマガジン」。3冊220円です。
三松堂.jpg
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2022年12月27日

『中野正彦の昭和九十二年』ほか

◎樋口毅宏『中野正彦の昭和九十二年』イースト・プレス(22)
 頼まれもの。
◎「波」2023年1月号
 川上弘美「滋味」掲載。(筒井康隆・蓮実重彦『笑犬楼VS.偽伯爵』の書評)
 阿刀田高インタビュー「小説は小さなコツでできている」掲載。(『小説作法の奥義』刊行記念インタビュー)
中野正彦の昭和九十二年.jpg 波2023年1月号.jpg
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『天に落ちる』ほか

◎シェル・シルヴァスタイン『天に落ちる』講談社(01)
 以前、図書館で借りた本です(→この記事参照)。手許に置いておきたくて、買うことにしました。
◎DVD『鮫の惑星』
『猿の復讐』『猿の大陸』に続いて……。こういうジャケットはずるいです。
天に落ちる.jpg 鮫の惑星.jpg
◎アイザック・アシモフ『アシモフの科学エッセイ〔1〕空想自然科学入門』ハヤカワ文庫NF(78)
◎アイザック・アシモフ『アシモフの科学エッセイ〔2〕地球から宇宙へ』ハヤカワ文庫NF(78)
◎アイザック・アシモフ『アシモフの科学エッセイ〔3〕時間と宇宙について』ハヤカワ文庫NF(78)
◎アイザック・アシモフ『アシモフの科学エッセイ〔4〕生命と非生命のあいだ』ハヤカワ文庫NF(78)
◎アイザック・アシモフ『アシモフの科学エッセイ〔5〕わが惑星、そは汝のもの』ハヤカワ文庫NF(79)
アシモフの科学エッセイ1.jpg アシモフの科学エッセイ2.jpg アシモフの科学エッセイ3.jpg
アシモフの科学エッセイ4.jpg アシモフの科学エッセイ5.jpg
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2022年12月26日

『アンソロジー・恐怖と幻想』

 日本ユニエージェンシー編/矢野浩三郎監修『アンソロジー・恐怖と幻想 第1巻』月刊ペン社(71)を買いました。この本(全3巻)は初版(1971年発行)は函入りで発行され、再版(1973年発行)はカバー装で発行されました。今回、私が買ったのは再版(カバー装)です。
 実を言いますと、この本は以前、函入りバージョン全3巻を持っていました。高校か大学のときに買ったものと思います。ところが、ふと気がつくと見当たらなくて……。古本屋に売ってしまったか誰かに譲ったか、それとも単純になくしてしまったか。全く記憶にありません。
 20年くらい前でしょうか、第2巻と第3巻(ともにカバー装)を古本屋で見かけて購入。第1巻を見かけたら買おうと思っていましたが、ほとんど見ませんし、たまに見ることはあっても予算が折り合わず。
 ふとしたきっかけでネット古書店検索したところ、手ごろな出品を発見。注文した次第です。
 読んだのは軽く40年以上前で、もうすっかり忘れていますけれど、面白い作品がたくさん収録されていたという印象は強く残っています。
 すぐに読みたいとか、そういうことではないのですが、手許にあると嬉しいです。
アンソロジー・恐怖と幻想1.jpg アンソロジー・恐怖と幻想2.jpg アンソロジー・恐怖と幻想3.jpg
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2022年12月23日

『迷解国語笑辞典』ほか

 今年10月24日の記事『酔眼流 国語笑辞典』に、以下のように書きました。
>郡司利男『迷解国語笑辞典』東京堂出版(08)という本もあるそうで、見かけたら買おうと思っています。
 ということで――
◎郡司利男『迷解国語笑辞典』東京堂出版(08)
『迷解 笑辞苑』開拓社(81)と『一知半解辞典』開拓社(83)の再編集版。
◎文月はるか『叔母が死んだ』日本文学館(11)
 12編収録。120ページ弱の本ですから、各編は短いです。
迷解国語笑辞典.jpg 叔母が死んだ.jpg
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「落ち葉の物語の巻」

 ツイッターにて、徳弘正也『シェイプアップ乱』にオー・ヘンリー「最後の一葉」っぽいエピソードがあると知り、気になりました。タイトルは「落ち葉の物語の巻」。
 検索しますと、『シェイプアップ乱 VOL.4』ジャンプ・コミックス(84)、『シェイプアップ乱〔二〕』集英社文庫(01)に収録されているようです。えいや! と両方購入。
シェイプアップ乱4.jpg シェイプアップ乱2(文庫).jpg
 さっそく読みました。
 パロディとは違っていて、徳弘正也版「最後の一葉」というところでしょうか。
 しんみりした、いい話でした。
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2022年12月22日

「イマジニア」14号

「イマジニア」14号/イマジニアンの会(22)を天瀬裕康さんにお送りいただきました。いつもありがとうございます。
 巻頭エッセイ――御前憲廣「「イマジニア」を初めて聞いた日」を読んで、びっくり。
>日本のSF作家の作品で初めて読んだのは星新一のものであるが、SFではなく、「生命のふしぎ」という子供向け科学啓蒙書であった。
 ―中略―
>というわけで、SFではないけれど、SFマインドを形成するのにもっとも影響したのは、「生命のふしぎ」ではないかと思う。
 なんと! でありますよ。
 読んだのは、まだそれだけなのですが、目次を見て気になるものをざっと紹介しますと――
 渡辺晋「空想不死術入門 21世紀ヴァージョン(5)」
 津田文夫「コロナの時代の翻訳SFの傾向についてあれこれ思うこと―東アジア圏作家のSF、女性およびLGBT作家のスペース・オペラ―」
 高橋準「何を省略し、何を記述するか―星新一のショート・ショート「霧の星で」における取捨選択と性別の問題」
 などなど。
 読みごたえがありそうです。
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2022年12月21日

ドラマCD『孤島の鬼』

 環レン×江戸川乱歩原作/平井憲太郎監修『孤島の鬼』を読み終わり、続いてはドラマCD『孤島の鬼』です。
 これを聴き終わったら、『孤島の鬼』から離れようと思っています。
孤島の鬼(ドラマCD).jpg
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2022年12月20日

文庫化2冊

◎クラフト・エヴィング商會『じつは、わたくしこういうものです』文春文庫(13)
 平凡社(02)の文庫化。
◎藤田宜永『銀座 千と一の物語』文春文庫(17)
 文藝春秋(14)の文庫化。
じつは、わたくしこういうものです(文春文庫).jpg 銀座 千と一の物語(文春文庫).jpg
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2022年12月19日

『日本昔話100選』ほか

◎稲田浩二・稲田和子編著『日本昔話100選』講談社+α文庫(96)
◎林家たい平『はじめて読む 古典落語百選』リベラル文庫(21)
◎荒舩良孝『思わず人に話したくなる 地球まるごとふしぎ雑学』永岡書店(17)
 私としては珍しく、表紙買いですが、内容も面白そうです。
日本昔話100選.jpg はじめて読む古典落語百選.jpg 地球まるごとふしぎ雑学.jpg
◎VHSビデオ『ブラジルから来た少年』
 1978年の作品。うちにはテレビ放送を録画したものはあります(→この記事参照)が、ソフトは持っていません。
◎VHSビデオ『妖蛇の魔殿』
 1956年の作品。これは面白そう!
ブラジルから来た少年.jpg 妖蛇の魔殿.jpg
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『大予言Ⅲ 人類滅亡編』

 三十利雅『大予言Ⅲ 人類滅亡編』広済堂・豆たぬきの本(87)を買いました。
 宮崎惇『大予言 未来を透視する驚異の予知能力』広済堂・豆たぬきの本(78)、同『大予言 地球滅亡編』広済堂・豆たぬきの本(81)は持っています。大好きな宮崎惇さんの本ですから。
『大予言』のシリーズに3冊目があるとは知りませんでした。別の作者の本ではありますが、知ったら揃えておきたくなります。
 3冊が揃い、嬉しいです。
大予言.jpg 大予言 地球滅亡編.jpg 大予言Ⅲ 人類滅亡編.jpg
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『吸血鬼は夜恋をする』

 伊藤典夫編訳『吸血鬼は夜恋をする SF&ファンタジイ・ショートショート傑作選』創元SF文庫(22)を編集部よりお送りいただきました。ありがとうございます。
『吸血鬼は夜恋をする』文化出版局・FICTION NOW(75)の再刊です。9編増補し、全32編収録。
 いやあ、この再刊は嬉しいですね。ショートショート・ファンの皆さま、ぜひとも!
吸血鬼は夜恋をする(創元SF文庫).jpg 吸血鬼は夜恋をする.jpg
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2022年12月18日

『藤田和日郎的怪奇箱』『孤島の鬼』

 先日来、藤田和日郎『藤田和日郎怪奇箱』小学館・My First BIG SPECIAL(12)を読んでいました。9編収録の短編集。藤田和日郎ってアニメ『うしおととら』を観たことはありますが、マンガを読むのは初めてかもしれません。けっこう私好みで、楽しかったです。
 先ほど読み終わり、続いては環レン×江戸川乱歩原作/平井憲太郎監修『孤島の鬼』リブレ・ビーボーイコミックスデラックス(17)を読もうと思います。『孤島の鬼』のプチブーム、もうちょっと続きそうです。
藤田和日郎的怪奇箱.jpg 孤島の鬼(環レン).jpg
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2022年12月17日

映画『空の大怪獣 ラドン』

 映画『空の大怪獣 ラドン』(1956年)が話題になっているので、観たくなりました。幸いなことにDVDを持っています。ダンボールから取り出し、先ほどから観始めました。最後に観たのがいつだったか、さっぱり覚えていないくらい久しぶりです。
 新鮮な気持ちで楽しんでいます。
空の大怪獣ラドン.jpg
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『見知らぬ場所』ほか

◎ジュンパ・ラヒリ『見知らぬ場所』新潮クレスト・ブックス(08)
 全8編。ジュンパ・ラヒリの短編集を買うのは『停電の夜に』新潮クレスト・ブックス(00)以来です。
◎村岡恵理監修/内田静枝編『村岡花子の世界 赤毛のアンとともに生きて』河出書房新社(14)
 古色蒼然たる写真(書影、原稿用紙、書簡、挿絵、人物)が満載。ことに古い本の書影は大好きです。
見知らぬ場所.jpg 停電の夜に.jpg 村岡花子の世界.jpg
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2022年12月16日

『超短編! ラブストーリー大どんでん返し』ほか

 今日から名古屋古書会館の即売会スタート。自転車かっ飛ばしてきました。
◎高垣眸『巌窟王』偕成社(47)
 へえ、高垣眸の『巌窟王』か。――と買ってみました。
 巻末の既刊目録を見ると、『巌窟王』以外に、南洋一郎『孤島の十五少年』、池田宣政『家なき児』『小公子』『フランダースの犬』、久米元一『あゝ無情』、海野十三『まだらの紐』といった名作のアブリッジ版がずらり。海野十三ほか、オリジナルの小説もどっさりです。(南洋一郎=池田宣政です)
 即売会で買ったのはこの1冊だけでした。
 帰りに新刊書店に寄り――
◎森晶麿『超短編! ラブストーリー大どんでん返し』小学館文庫(22)
『超短編! 大どんでん返し』小学館文庫(21)の第2弾。あちらはアンソロジーでしたが、こちらは個人作品集で全31編収録。
 先月発売の本ですが、気がつきませんでした。先日、SNSを眺めていたらタイムラインに流れてきて、お、こんな本が出ていたのか、と。
巌窟王(高垣眸).jpg 超短編!ラブストーリー大どんでん返し.jpg
posted by 高井 信 at 19:21| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする