最近、『名犬ラッシー』と『フランダースの犬』――犬に淫した生活を送っています。『フランダースの犬』な生活は終了しましたが、『名犬ラッシー』な生活はまだ終わっていません。
2005年版の映画『名犬ラッシー』はスタンバイ。近いうちに観ようと思っています。それとは別に気になっているのがTVアニメ『世界名作劇場』シリーズの『名犬ラッシー』です。
松本正司
『20世紀テレビ読本 世界名作劇場大全』を見ますと――
番組は1年の予定で始まったが、ラッシーが旅に出る前に打ち切りが決まった。結果、ラッシーが旅をするシーンはわずか2話に!
げげげっ。ラッシーの最大の見せ場は、飼い主の元へとひた走るラッシーなのですよ。それが2話に……。
考えた末、「世界名作劇場〔完結版〕」の『名犬ラッシー』を観ることにしました。このシリーズはクライマックスシーンを中心に描かれています。おそらく『名犬ラッシー』は最後の2話をクローズアップしているのではないか。
さらに、このシリーズは前編・後編という構成になっています(約45分ずつ)。あわよくば、後編は全部が旅! ――と期待して、『
世界名作劇場〔完結版〕 名犬ラッシー』を観ることにしました。
50分過ぎで、ラッシーが遠くスコットランドへ連れていかれます。で、55分にはラッシーが脱走。飼い主の少年の元へと走ります。――ほぼ期待通りの時間配分です。
もうちょっとラッシー苦難の旅路が描かれていれば、とは思いますが、元のTVシリーズ(全26話中、旅は2話のみ。計50分くらい?)を考えれば大満足。楽しかったです。