2022年03月31日

『おり紙のヨット』

◎かしわばらかつあき『おり紙のヨット(童話17篇)』オホーツクの風文庫(12)
 童話の多くは短いです。短い小説ですからショートショートと言えば言えますが、いちおう区別はしておきたいな、とは思っています。もっとも、珍しそうな童話集を目にすると買ってしまうわけですが……。←業(ごう)です(苦笑)。
 ネット検索しましたら、こんな記事が目に留まりました。→ここ
 私が買ったのは古本ですが、まだ新刊が販売されているかもしれません。
おり紙のヨット.jpg
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2022年03月30日

『動物奇譚集』ほか

 いやあ、今日は暖かかったですねえ。絶好のお出かけ日和。
 ということで――
◎ディーノ・ブッツァーティ『動物奇譚集』東宣出版(22)
 36編収録。「訳者あとがき」によりますと、今年中にもう1冊ブッツァーティの出版が予定されているそうで、これは嬉しい。
◎浅倉久志編・訳『ユーモア・スケッチ大全 すべてはイブからはじまった ミクロの傑作圏』国書刊行会(22)
〈ユーモア・スケッチ大全〉全4巻、ついに完結しました!
動物奇譚集.jpg すべてはイブからはじまった/ミクロの傑作圏.jpg
 浅倉久志編〈ユーモア・スケッチ〉をまとめてみました。
ユーモア・スケッチ.png
posted by 高井 信 at 15:57| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『青春の尻尾』

◎小池一夫・作/平野仁・画『青春の尻尾(全6巻)』ゴマブックス(21)
 諸葛亮孔明、若き日の物語。以前から気になっていて、見かけたら買おうと思っていたのですが、ぜんぜん見かけず。
 先ほど、キンドルで発売されていることに気づき、ほとんど衝動的に購入しました。
 キンドル本はたいてい、寝る前に布団のなかで読みます。暗闇でも読めるのがキンドル最大の利点ですね(すぐに寝てしまうことが多いので、あまり読めませんが)。今夜から、たぶんこの本を。
青春の尻尾.JPG
posted by 高井 信 at 09:47| Comment(6) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高階良子

 高階良子の未読本がだいぶ溜まっています。数えてみましたら、全部で11冊。
 そのうち6冊――『ナーギの塔』『黄泉の小鳥』『海神の島』『藍色伝説』『昆虫の家』『幻想夜話』を選び、読むことにしました。『ナーギの塔』と『黄泉の小鳥』、『海神の島』と『藍色伝説』はセットです。
ナーギの塔.jpg 黄泉の小鳥.jpg 海神の島.jpg
藍色伝説.jpg 昆虫の家.jpg 幻想夜話.jpg
 あとの5冊は、この6冊を読み終わったときに考えます。もっと読みたければ読むし、インターバルを取りたければそうするし。
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2022年03月29日

TVドラマ『四次元への招待』

 今夜からTVドラマ『四次元への招待』を観ます。ロッド・サーリングがホストを務める怪奇ドラマです。DVDボックスは3枚組で、パイロット版(1枚目)と第1シーズン全話(2枚目、3枚目)が収められています。パイロット版は以前に観た(→この記事)のでパス。2枚目から観ることにします。
 それでは、スタート。
四次元への招待.jpg
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『地獄のどくどく姫』

占い学園 スターダイス(全7巻)』と『ミラクル・スターダイス① 星を継ぐもの』を読み終わり、次は何を読もうかと思っていたところ――
◎日野日出志『日野日出志の 地獄のどくどく姫』ゴマブックス(20)
 1冊完結のようですし、これを読むことにしました。ゴマブックス(コンビニコミック)の日野日出志、これで8冊目です。何冊出ているんでしょうねえ(←調べる気なし)。
地獄のドクドク姫.jpg 日野日出志.jpg
 日野日出志から高階良子という流れがいいな、なんて思ったりして。
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『デカメロン・プロジェクト』ほか

◎ニューヨーク・タイムズ・マガジン編『デカメロン・プロジェクト パンデミックから生まれた29の物語』河出書房新社(21)
 29編収録。
◎堀江敏幸『オールドレンズの神のもとで』文藝春秋(18)
 18編収録。
◎藤原チコ『ショートショート集 節目の一杯』つむぎ書房(22)
 20編収録。
デカメロン・プロジェクト.jpg オールドレンズの神のもとで.jpg 節目の一杯.jpg
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2022年03月28日

『横山光輝コレクション』

◎横山光輝『横山光輝コレクション』講談社・コミックス(97)
>「伊賀の影丸」「魔界地帯」「飛猿斬り」
>一世を風靡した忍者コミックの傑作、
>あの「伊賀の影丸」に幻の読み切り作品があった!
 なんて表紙に書かれていると気になります。
 ビニールでくるまれていて中身を確認できず。店の人に頼めば見せてくれるでしょうが……。
「伊賀の影丸」の読み切りか。タイトルが書かれていないのでよくわかんないけど、読んだことがあるかもしれないなあ。
「魔界地帯」「飛猿斬り」はどうだっけ。タイトルに記憶はないけど、記憶力が当てにならないのはよくわかっている。読んだことがあるかもしれないなあ。
 まあ、どれか1作くらいは未読があるだろう。安いし、買っちゃえ。
 帰宅して、確認しましたら――
 あは。ぜんぶ読んだことがあった。収録本、いまも書棚に並んでる。
 参ったな。
横山光輝セレクション.jpg
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『ニャンコあるある』

◎「ニャンコあるある研究会」ネコマタ部長・編/山野りんりん 漫画『ニャンコあるある』白夜書房(14)
 いまはいませんが、以前は猫を飼っていました。
 この本は昨日購入。ぱらぱらと眺めては楽しんでいます。
 たとえば――トイレの後にダッシュする。(22ページ)
 これ、どうしてなんでしょうねえ。
 たとえば――トイレや風呂に入ると、ドアの外で待っている。(35ページ)
 トイレのドアを開けるや、ゴン。何度も経験しました。
 たとえば――服は猫の毛まみれがデフォルト。(56ページ)
 長毛種でしたので、顕著。濃い色の服は着られませんでした。
 などなど、共感しまくり。
 当分楽しめそうです。
ニャンコあるある.jpg
 第2巻も出ているとのことで、見かけたら買ってしまいそうです。
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2022年03月27日

映画『名犬ラッシー』(2005年)


 そんなわけで、映画『名犬ラッシー』(2005年)を観ました。民放の映画を観るのは久しぶりでして、コマーシャルがうっとうしく感じられますが、贅沢を言ってはいけませんね。
 この映画は原作に忠実に作られています。飼い主の少年にはあまり魅力を感じませんけれど、そんなのは二の次。『名犬ラッシー』に大切なのはラッシー! ラッシーの旅! それがしっかり描かれていれば満足です。
 野犬狩りに追われたり親切な旅芸人とともに旅をしたり……。喜びも悲しみも乗り越えて、最後は「これはわしの犬じゃない」。←これがいいんですよね。
 原作には、瀕死になって倒れていた際、老夫婦に助けられるエピソードもあり、私は大好き。それが省かれていたのは残念ですが、これだけ描いてくれれば――ええ、満足しましたとも(嬉)。ラッシー、いいなあ。
 そんなこんなで、『フランダースの犬』な日々に続き、『名犬ラッシー』な日々も終了します。
 思い切り楽しませてもらいました。パトラッシュもラッシーもかわいい!
posted by 高井 信 at 20:30| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

集英社みらい文庫版『世にも奇妙な物語』ほか

◎緑川聖司『世にも奇妙な物語 教室の裏側にひそむ暗闇編』集英社みらい文庫(20)
 集英社みらい文庫の『世にも奇妙な物語』ノベライズ、既刊6冊が揃いました。
◎緑川聖司『絶対に見ぬけない!! “本当はこわい”1分間ストーリー』集英社みらい文庫(20)
 このシリーズ(既刊3冊)は残り1冊です。
世にも奇妙な物語 教室の裏側にひそむ暗闇編.jpg 絶対に見ぬけない!! “本当はこわい”1分間ストーリー.jpg
 集英社みらい文庫のショートショートの資料関連、こんな感じです。
集英社みらい文庫.JPG
posted by 高井 信 at 12:58| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月26日

『妖異金瓶梅』

◎山田風太郎『妖異金瓶梅』扶桑社文庫(01)
 あー、これ読んでないなあ、と。扶桑社文庫の〈昭和ミステリ秘宝〉、これで6冊目です。
妖異金瓶梅.jpg 扶桑社文庫・昭和ミステリ秘宝.jpg
posted by 高井 信 at 21:56| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月25日

アニメ『世界名作劇場〔完結版〕 名犬ラッシー』

 最近、『名犬ラッシー』と『フランダースの犬』――犬に淫した生活を送っています。『フランダースの犬』な生活は終了しましたが、『名犬ラッシー』な生活はまだ終わっていません。
 2005年版の映画『名犬ラッシー』はスタンバイ。近いうちに観ようと思っています。それとは別に気になっているのがTVアニメ『世界名作劇場』シリーズの『名犬ラッシー』です。
 松本正司20世紀テレビ読本 世界名作劇場大全』を見ますと――
 番組は1年の予定で始まったが、ラッシーが旅に出る前に打ち切りが決まった。結果、ラッシーが旅をするシーンはわずか2話に!
 げげげっ。ラッシーの最大の見せ場は、飼い主の元へとひた走るラッシーなのですよ。それが2話に……。
 考えた末、「世界名作劇場〔完結版〕」の『名犬ラッシー』を観ることにしました。このシリーズはクライマックスシーンを中心に描かれています。おそらく『名犬ラッシー』は最後の2話をクローズアップしているのではないか。
 さらに、このシリーズは前編・後編という構成になっています(約45分ずつ)。あわよくば、後編は全部が旅! ――と期待して、『世界名作劇場〔完結版〕 名犬ラッシー』を観ることにしました。
 50分過ぎで、ラッシーが遠くスコットランドへ連れていかれます。で、55分にはラッシーが脱走。飼い主の少年の元へと走ります。――ほぼ期待通りの時間配分です。
 もうちょっとラッシー苦難の旅路が描かれていれば、とは思いますが、元のTVシリーズ(全26話中、旅は2話のみ。計50分くらい?)を考えれば大満足。楽しかったです。
posted by 高井 信 at 20:16| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『森高千里みたいな男の子(全)』

◎石川誠壱『石川誠壱エキサイティング・バーゲン④ 森高千里みたいな男の子(全)』才能の限界社(96)
 この本のことは著者本人に教えていただきました。
 全63編収録のショートショート集。まさか石川誠壱がショートショートを書いていたとは……。そして、1冊にまとまっていたとは……。びっくりです。
 ご教示、ありがとうございました。
森高千里みたいな男の子(全).jpg
posted by 高井 信 at 17:24| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『名作ハウスの女子会』

◎田中圭一『名作ハウスの女子会』はぁとふる売国奴(18)
 田中圭一の「薄い本」を久しぶりに買いました。
 TVアニメ『世界名作劇場』シリーズのパロディ集です。以前は興味がなかったけれど、いまは――読みたい!
名作ハウスの女子会.jpg 薄い本.jpg
 それにしても、「薄い本」って本当に薄いなあ。14冊で、この厚さ。
posted by 高井 信 at 13:26| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ドラゴン・クラウ』通販開始

 香川真澄『ドラゴン・クラウ 香川真澄散文作品集1創林舎・創林新書(22)の書肆盛林堂での販売が始まりました。著者署名入り。いいなあ。
 購入ページはこちらです。
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2022年03月24日

『妹、分裂する』

◎竜田スペア『妹、分裂する』カドカワBOOKS(16)
 予備知識ゼロ。作者の名前も知りませんが、タイトルに笑って、「ウランちゃんかい」とツッコミながら買ってしまいました。人が分裂する話はさして珍しいことはないのですが、この潔いタイトルはよいです。
妹、分裂する.jpg
posted by 高井 信 at 20:13| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Eテレ『手話で楽しむみんなのテレビ』~怪談・奇談編~


 明日(25日)午後10時半~11時放送のEテレ『手話で楽しむみんなのテレビ』は「怪談・奇談編」とのこと。
 詳細は番組サイトを。
posted by 高井 信 at 10:43| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月23日

アニメ『劇場版 フランダースの犬』

 アニメ『劇場版 フランダースの犬』(1997年)を観ました。登場人物の顔など、TVアニメ版と似てはいますが違っています。私はこちらの絵柄のほうが好きですね。尺は104分。『世界名作劇場〔完結版〕 フランダースの犬』(90分)よりも長いです。
 修道女になったアロアの回想という形で物語は始まります。
 冒頭30分ほどにコゼツの異常な偏見、ハンスの底意地の悪さ、そして金物屋の凶悪ぶりのわかるエピソードを配置。アロア、ジェハンじいさん、エリーナ奥さま、ヌレットおばさんといったネロの味方も随所に登場。わかりやすい構成と思います。
 ちょうど1時間で風車小屋の火事が発生。あとは、TVドラマ版でいえば最後の6話です。このあとの展開は何度観ても胸に響きますね。
 時間配分は「世界名作劇場〔完結版〕」と似ていますが、全体的には「世界名作劇場〔完結版〕」よりもまとまっていて、完成度が高いと思いました。まあ、あちらはTVドラマ版を編集したものですから、多少の無理が生じても仕方がないかもしれませんが。
 これにて『フランダースの犬』な日々、終了します。
 思い切り楽しませてもらいました。
posted by 高井 信 at 20:52| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『不思議な村』

 映画『不思議な村 SF超能力者の村・消滅惑星ザイラスの秘密』(1971年)を観ました。原作はゼナ・ヘンダースンの〈ピープル・シリーズ〉
 この映画は高校生のころにテレビで観たことがあります。内容はまるっきり忘れていますが、面白かった記憶は残っていて、もう一度観たいと思っていました。
 昔のメモによりますと、テレビ放送を観たのは1974年4月21日。48年前です。ほぼ半世紀ぶりの再鑑賞!
 画質はお世辞にもいいとは言えず、VHSの3倍速録画ではないかと思うほどですが、そういうことはあまり気にしないタチなのでオーケーです。
 冒頭から不気味さ横溢。物語が進むにつれ、不気味さが増幅。勃発する不可解な現象。淡々としたストーリー展開ながら、じわじわと引きこまれていきます。
 観終わって――
 ああ、これはいいですねえ。こういう話、大好き! 最初に観てから半世紀近く経っても面白かった印象が残っているのも納得できます。ただ……。このサブタイトルはなんとかならないものですかねえ。「SF超能力者の村・消滅惑星ザイラスの秘密」って……(苦笑)。
不思議な村.jpg
「VHSの3倍速録画ではないかと思うほど」と書きました。ビデオ特有のノイズが走る箇所が何ヶ所もあるので、実際、ビデオテープに録画した映像をDVD化したものなのかもしれません。
posted by 高井 信 at 19:11| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする